スプレッドシートにもさまざまな表示形式は用意されている セルの表示形式の設定はExcelでお馴染みですよね。でも、スプレッドシートで同じように設定しようとすると少し戸惑います。もちろん、同様の設定は用意されているので安心してください。今回は表示形式の中でもよくある桁区切りの「,」(カンマ)と日付の表示形式について設定方法を紹介します。
桁区切りの「,」の表示形式を設定する
設定は簡単ですが、選択するメニューを間違わないように注意。また、右クリックでも表示形式のオプションは表示されません。まず、桁区切りを表示したい範囲を選択しておきます。[表示形式]-[数字]-[表示形式の詳細設定]-[カスタム数値形式]の順にクリックします。
データ範囲をドラッグして選択し、[表示形式]-[数字]-[表示形式の詳細設定]-[カスタム数値形式]の順にクリックする [カスタム数値形式]の画面が表示された。ここではカンマ区切りの表示に変更したいので、“#,##0”を選択して、[適用]ボタンをクリックする [カスタム数値形式]の画面では、あらかじめ用意された選択肢以外に、入力欄には直接入力することも可能です。例えば「#,##0_);[Red]▲#,##0」と指定すれば、マイナスの数値は、「▲」付きの赤字になります。
日付の表示形式を設定する
日付の表示形式の設定も同じ要領です。先ほどと同じく、[表示形式]-[数字]-[表示形式の詳細設定]の順にクリックしても構いませんが、今度はツールバーの[表示形式の詳細設定]ボタンからの操作を紹介します。「yyyy/mm/dd」の表示形式を「●月●日(曜日)」に変更してみます。
[表示形式の詳細設定]ボタンから[表示形式の詳細設定]-[その他の日付や時刻の形式]を選択する [カスタムの日付と時刻の形式]の画面が表示された。まずは“1930年8月5日火曜日”の項目を選択する 「年」の後ろをクリックしてカーソルを表示する。そのまま[Backspace]キーで「年」の部分を削除する 「年」の部分を削除できた。曜日を省略形に変更する。“日(火曜日)”をクリックする “日(火)”に変更された。前後に「(」「)」を直接入力して、[適用]ボタンをクリックする ここでは「●月●日(曜日)」の形式に変更しましたが、日付の入った列をコピーしておき、日付の表示形式を“日(火)”とすれば、独立した列に「月」「火」などと曜日のみを表示することも可能です。