無料でExcel並み!Google スプレッドシートの使い方
「ピボットテーブル」をスプレッドシートで使いたい! 1つの表にまとまったデータをいろいろな視点で分析する方法
2019年7月9日 06:55
Excelでもおなじみの「ピボットテーブル」とは、蓄積されたデータから、さまざまな視点で集計・分析を行える機能です。もとのデータは変更せずに集計方法を切り替えられます。データを分析する際、必要な箇所のみを手動でコピー&ペーストしているなら、ぜひ「ピボットテーブル」を使ってみてください。ここでは、チケットの販売日、取り扱い支社、席のグレード、売上をまとめたデータを例に、ピボットテーブルを作成してみます。目的の集計表となるようにデータを操作してみましょう。
「ピボットテーブル」作成の基本
さっそくピボットテーブルを作ってみましょう。データ範囲をドラッグして選択し、[データ]-[ピボットテーブル]の順にクリックします。ここでは、新しいシートにピボットテーブルを作成します。新しいシートに空のピボットテーブルが表示されるので、今あるデータを[行][列][値]のどこにセットするかを考えましょう。まずは操作してみないとわからないと思いますので、ここでは、[行]に“販売日”と“取り扱い支社”、[列]に“席”、[値]に“売り上げ”を指定してみます。
ピボットテーブルが作成できました。縦方向に“販売日”と“取り扱い支社”、横方向に“席”で売上金額が集計されています。データの並べ替え順や総計の表示・非表示は各項目で指定可能です。間違えた項目を指定してしまった場合は、データ右上の[×]ボタンで削除してください。例えば、“席”の情報が不要であれば、[列]から“席”を削除して、“販売日”と“取り扱い支社”ごとの集計表に切り替えが可能です。