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VLOOKUP関数で別のスプレッドシートからデータを取り込める!IMPORTRANGE関数を使ったテクニック
2019年12月3日 06:55
前回は“製品コード”をもとに“製品名”と“単価”を取り出す例で、VLOOKUP関数の基本を紹介しました。
しかし、実務において検索する値(キー)を含む表と検索する表が同一のシートにあることはあまりないでしょう。この例でいえば、製品管理表は別のシートやスプレッドシートに保存されているはずです。
では、そのような場合にVLOOKUP関数をどのように修正するのか? 今回は別のシートと別のスプレッドシートを参照する方法を紹介します。
別のシートを参照する
まずは同一のスプレッドシート内にある別のシートを参照する方法。別のシートを参照するときは、セル参照の前にシート名として、「'(シート名)'!」と追加します。「'」「!」は半角です。ただ、直接入力しなくても、関数式を途中まで入力し、シートを切り替えてセル範囲を選択した方が間違えにくいと思います。セル範囲を絶対参照に切り替えるためのショートカットキー[F4]もあわせて覚えておくと便利です。
別のスプレッドシートを参照する
別のスプレッドシートを参照するには、VLOOKUP関数にIMPORTRANGE関数を組み込みます。IMPORTRANGE関数は、別のスプレッドシートを取り込むための関数です。構文は『=IMPORTRANGE(スプレッドシートのURL, 範囲の文字列)』となります。
[スプレッドシートのURL]は、参照したいスプレッドシートのURLです。アドレスバーからコピーすればOKです。[範囲の文字列]はセル範囲のこと。「(シート名)!(セル範囲)」の形式で指定します。[スプレッドシートのURL]と[範囲の文字列]は半角の「"」でくくります。
ここでは「製品管理表」という別のスプレッドシートを参照してみます。