無料でExcel並み!Google スプレッドシートの使い方
リストに記載した住所をGoogleマップへ“ピン留め”するテクニック
2020年1月28日 06:55
特定の施設をGoogleマップ上で確認したいことがありませんか? 「お気に入り」として1カ所ずつ登録するのは手間がかかります。今回紹介するのは、スプレッドシートで作成したリストを一気に“ピン留め”するテクニックです。
取引などの訪問先などをまとめておくも便利ですよね。スマートフォンでの閲覧や印刷にも使えます。複雑なAPIなどを使う必要はありません。用意するのは、スプレッドシートで作成した簡単なリストのみです。
Googleマップで読み込むリストを用意する
ここでは、東京の神社の名称と住所の2列のみのリストを用意しました。公的な施設であれば、名称のみの1列でも問題ないケースが多いです。Googleマップ上で検索したときにヒットする位置がピンの位置になります。私的な訪問先などを登録したいときは、名称と住所をセットでリスト化しておいてください。
Googleマップで「マイマップ」を作成する
ここからは、Googleマップの操作が中心になります。「マイマップ」と呼ばれるオリジナルの地図を作成します。レイヤーとして保存できるので、必要な時にGoogleマップに重ねて表示できるようになります。
「マイマップ」は、Googleアカウントに紐づいて登録されるため、ログインした状態で操作してください。ここでは、間違いなく操作できるように、GoogleドライブからGoogleマップを開いて操作しましたが、直接、Google My Mapsを表示して[新しい地図を作成]をクリックしても構いません。
[目印を配置する列の選択]の画面では、“ピン”の位置を特定できる住所や緯度・経度が入力されている列を指定します。[住所]列がない場合は、選択肢に[名称]列のみが表示されます。
これで“ピン留め”は完了しました。見やすいように地図の種類を変更して、ピンの名称を表示しておきます。
Googleマップで「マイマップ」を表示する
作成した「マイマップ」をGoogleマップで確認してみましょう。Googleマップの[マイメニュー]から[マイプレイス]を選択し、[マイマップ]タブを表示します。
「マイマップ」を修正したい時は、Google My Mapsのページから編集してください。ピンの色や形を変更することも可能です。