知っ得!旬のネットサービス
サイトに設置した入力フォームの問題点をチェックできる「FormLinter」
W3Cのガイドラインにもとづいて入力フォームを解析。URLを指定するだけの簡単操作
2016年12月22日 06:00
本連載では、最近新しくリリースされたか、またはネットで話題になった“旬の”ネットサービスを週替わりで紹介する。
「FormLinter」は、自サイトなどに設置した入力フォームの問題点をチェックできるツール。入力フォームを持つページのURLを読み込ませることで、W3Cのガイドラインにもとづいて解析を実行し、含まれる問題点と具体的な改善ポイントを表示してくれる。
解析が行われる具体的な項目としては、不正確なInput Typesや、要素のID名の重複、記入必須項目の設定ミス、送信ボタンの実装漏れなどが挙げられており、これらについて問題があれば、その重要度および具体的な改善ポイントについて教えてくれる。加えて、説明の最後に用意されている“Learn More”というリンクをクリックすることでW3Cで詳細を説明したページを参照できる。またフォーム自体の採点も行われ、ABCランク(最高値はA+)で評価してくれる。
解析の対象となるのはFormタグで囲まれた範囲のみで、ページのヘッダーや本文などの要素は無視される。解析範囲は“FORM MARKUP”の欄に実際のソースとともに掲載されるので把握しやすい。なお日本語のフォームについても解析が可能だが、本サービスのインターフェイスは英語で、解説文もすべて英語となる。
ソフトウェア情報
- 「FormLinter」
- 【提供元】
- thoughtbot inc.
- 【利用料】
- 無料