不要になる不可視ファイルを一括削除「カス削除くん」
MacやUNIX上では見えても無用な“Thumbs.db”“Desktop.ini”などを事前削除
(10/10/07)
不要になる不可視ファイルをリストアップして一括削除できるソフト。Mac OSやUNIXなどほかのOSのユーザーへ、CD/DVD-RやUSBメモリなどのリムーバブルメディアを介してファイルを渡すときなどにお勧め。
一般に、Windowsではシステムファイルの一部、たとえばフォルダやサムネイルの表示設定などが保存されている“Thumbs.db”や“Desktop.ini”といったファイルは、エクスプローラでは通常表示されない状態になっている。しかしこれらの不可視ファイルは、Windows以外のOS上では表示されてしまう上、機能をもたない無用なファイルになってしまう。そのため、たとえばMacやUNIXなどのユーザーにファイルを渡す際には混乱の元ともなりかねない。
そこで本ソフトを使えば、あらかじめ指定したフォルダまたはフォルダ以下の階層から、こうした不可視ファイルすべてのファイル名とフルパスを一覧表示し、一括削除することができる。また逆に、Mac OSでは表示設定などに使われるがWindows上では無用となる“.DS_Strore”ファイルもリストアップして削除可能。ほかにもオプション選択により、Mac OS Xの“._”から始まるApple Doubleファイル、“Subversion”の“.svn”、「Adobe Dreamweaver」の“_notes”、「Adobe Bridge」の“.BridgeSort”および“.BridgeLabelsAndRatings”などのファイルも同様に削除できる。
なお、動作にはAdobe AIR 2が必要。
- 【著作権者】
- Yasunobu Ikeda 氏
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.4.1(10/09/30)