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4次元超立体をデスクトップで観察「4D Real-Time Renderer」
4次元超立体をデスクトップで観察「4D Real-Time Renderer」
6種類の正多胞体と光源をそれぞれボタンで選んだ方向に回転
2011年2月24日 16:14
4次元空間における“超立体”をデスクトップ上の仮想空間に描画して観察できるソフト。超立体の正多胞体と光源を、それぞれボタンで選んだ方向に回転させることが可能。たとえば大学などで4次元超立体について学んだものの、なかなか頭でイメージしにくいという人などにお勧め。また『それってドラえもんの4次元ポケットの中身?』といった程度の知識しかない人でも、単に美しいCGを鑑賞するデスクトップアクセサリーとして使ってみるのもいいだろう。
本ソフトで描画できるのは、4次元空間における6種類の正多胞体、すなわち正五胞体、正八胞体、正二十四胞体、正百二十胞体、および正六百胞体。ウィンドウ上段にあるラジオボタンで正多胞体1つを選ぶと中段に仮想空間と静止した超立体が現れるので、下段にあるボタンで光源と超立体の回転方向を選ぶと、光源や超立体が回転を始める。
回転ボタンは、たとえば[<<XY]を押した場合、ZW平面を中心としてY軸方向からX軸方向へ回転させることになる。光源と超立体は同時にそれぞれ異なる方向へ回転可能。回転速度は常に一定で加速や減速の機能はないが、ボタン以外のウィンドウ上をクリックすれば両回転を停止させてじっくり観察できる。
なお、ここでいう4次元空間とは、縦・横・高さの3次元に時間軸を加えたものではなく、いわゆるユークリッド計量空間としての4次元空間のことを指していることに注意。
編集部追記:「4D Real-Time Renderer」の公開はすでに終了しているため、リンクを削除しました。
ソフトウェア情報
- 【著作権者】
- WKsoftware 氏
- 【対応OS】
- Windows 95/98/2000/XP
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.4.0.1