人気ソフトはここがすごい!

公私をきっちり仕分けて管理できる無料の住所録・宛名印刷ソフト「二刀流宛名印刷」

プライベート用には家族の情報、ビジネス用には会社向けの情報を登録可能

「二刀流宛名印刷」

 『人気ソフトはここがすごい!』では、窓の杜ライブラリの収録ソフトから、窓の杜スタッフが定番ソフトをピックアップ。活用ポイントを踏まえつつ紹介します。

 住所録ソフトを利用する際は、ビジネスシーンでは役職や部署といった情報に、プライベートでは家族、夫婦の連名などに対応していると、それら情報を管理しやすいものです。しかし、公私どちらの場面にも対応したソフトは、意外と少ないのではないでしょうか。そこで今回は、ビジネス・プライベートのどちらでも使いやすく、かつ無料の住所録ソフト「二刀流宛名印刷」を紹介します。

 住所録ソフト「二刀流宛名印刷」は、ビジネス用とプライベート用の住所録を別々に管理できるよう設計されています。各住所録の見た目や使い勝手はほぼ変わらないため、公私で別の住所録ソフトを使い分けるよりも、操作に慣れるまでの時間も短くなるはず。

初期状態ではビジネス用の“住所録カード”画面が表示
ビジネス用とプライベート用の切り替えは“ファイル”メニューから実行できる

 住所録への情報登録・情報の変更は“住所録カード”画面で行え、会社名・個人名、連絡先情報、グループ名などを設定可能です。また、この画面で宛先を入力した時、すでに住所録に登録しているデータがあれば呼び出せます。データの変更をサッと行いたい時や、誤って同じ宛先を二重に登録することを防ぐ時などに役立ちます。

“住所録カード”画面で情報の登録や修正を行える。敬称の設定などにも対応し、プライベート用画面なら家族の名前も追加できる
“設定”メニュー内では、“グループマスタ”など4つのマスタを用意。各マスタの内容は追加・変更が可能

 登録した情報は“住所録一覧”画面にまとめられ、指定したグループに属するデータだけを表示したり、並べ替えなども可能。また、“住所録カード”画面と同様に、データの検索や修正なども行えます。

“住所録一覧”画面
グループ名の付いたタブをクリックすると、該当するグループに属するデータだけ抽出する
用紙やレイアウトの設定を変更しながら印刷できる

 宛名の印刷機能にはプレビューも用意されています。印刷時にはフォントの種類や色、サイズを変更できるほか、レイアウトを縦書き・横書き・横置きに設定可能。登録した住所録のデータを一気に印刷する機能もあるので、効率良く印刷したい時にも効果を発揮します。

“ファイル”メニューからビジネスかプライベート用の住所録のファイル一覧を展開し、“新規作成”をクリックするとオリジナルの住所録ファイルを作成できる

 各項目にマウスカーソルを合わせる、もしくは項目を選択すると画面上部にヘルプが表示されるので、操作での戸惑いをその場で解消しやすくなっているのも好印象。なお、初期状態ではサンプル用の住所録ファイルが選択されているので、住所録を一から作る場合は、“ファイル”メニューからビジネスかプライベート用の住所録を選択し、新規ファイルを作りましょう。