週刊VRウォッチ

HTCの新型VRデバイス「VIVE Pro Eye」欧州と中国で予約開始 視線追跡機能を搭載

 先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。VR関連では、HTCの新型PC向けVRヘッドセット「VIVE Pro Eye」のヨーロッパと中国での受付開始が話題となりました。

 VIVE Pro EyeはHTCのプロフェッショナル向けVRヘッドセット「VIVE Pro」の上位機種です。VIVE Pro Eyeには、眼球の動きや瞬きを認識する機能である視線追跡機能(アイトラッキング)が実装されています。この視線追跡がVR体験にもたらすメリットは、操作に使えること、アバターにおいてより自然な人物表現ができること、そしてユーザーデータが取得できることなど多岐にわたります。

 一方AR関連では、レノボによる新型ARグラス「ThinkReality A6」の発表が注目を集めました。このARグラスは法人ユーザーを対象としており、レノボは作業効率の向上やミスの減少、複数の作業チームの円滑な連携などが実現できる、と説明しています。

  • HTCのVRデバイス「VIVE Pro Eye」の予約がヨーロッパなどでスタート、5月24日出荷予定
  • PSVR2への布石? ソニーが触覚フィードバック企業と特許ライセンス締結
  • レノボがARグラス「ThinkReality A6」を発表、法人向けARに本格参入
  • 大日本印刷が新型透明スクリーン開発、明るい場所でもクリアに表示

Think ITの『週刊VRウォッチ』2019年5月20日版で続きを読む