いまさら聞けないWindows 10のTips

第127回

毎日使う“一軍”ファイルにショートカットキーを割り当て! いつでも一発で開けるように

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。

毎日使う“一軍”ファイルはショートカットキー一発で開けるようにしておきたい

 現在進行中のプロジェクトの表や書きかけのレポート文書、申請用のテンプレートなど、PCを起動したら、必ずと言っていいほど開くファイルというのが誰にでも1つはあることでしょう。

 そんなファイルをすばやく起動するためにはデスクトップにショートカットを作っておくのが近道ですが、デスクトップにあるショートカットの中でも特によく開くファイルがある時は、そのファイルにショートカットキーを割り当てておくと便利です。

 ショートカットのプロパティを開き、[ショートカットキー]欄に割り当てたいキーを直接入力します。

 [Ctrl]+[Alt]キーの組み合わせを使うのが一般的ですが、テンキーに関しては[Ctrl]単独でも割り当てられるので、たとえば[Ctrl]+[1]キーなどのようにテンキーの数字でファイルを開けるようになります。

 ちなみに、割り当てたショートカットキーは、ファイルを開くだけでなく、複数のウィンドウを開いている場合に特定のウィンドウをアクティブにする時にも使えます。

 1から9まで、野球のスタメンよろしく、一軍ファイルをメンバー登録しておくといいでしょう。

任意の場所にファイルのショートカットを作成後、ショートカットを右クリックして[プロパティ]ダイアログを表示。[ショートカット]タブにある[ショートカットキー]欄をクリックし、割り当てたいショートカットキーを押す(画面は[Ctrl]+[1]キー)