やじうまの杜
「Creators Update」にタッチデバイス向けの「エクスプローラー」が追加?
まだまだ機能不足ながら、タブレットPCでは役に立つかも
2017年5月16日 06:00
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「Windows 10 Creators Update(バージョン 1703)」には、タッチデバイス向けの「エクスプローラー」が搭載されている? ――そんな噂が一部で話題になっています。
すでに「Windows 10 Creators Update」へのアップデートを済ましているユーザーは、試しに「ファイル名を指定して実行」([Windows]+[R]キー)で以下のコマンドを入力してみてください。
explorer shell:AppsFolder\c5e2524a-ea46-4f67-841f-6a9465d9d515_cw5n1h2txyewy!App
いつも利用しているのとは異なる「エクスプローラー」が起動するはずです。インターフェースにはフラットデザインにハンバーガーメニューを採用。リスト表示とアイコン表示が選択可能で、フォルダーの新規作成、ファイルの移動・削除・リネーム・検索などが一通り行えます。また、OSのテーマに合わせてユーザーインターフェースの色が変わります。
ただし、アドレスバーがない上、ドラッグ&ドロップによるファイル操作にもどうやら対応していないようです。Windows 10 Mobileの「エクスプローラー」によく似ているので、もしかするとそれがそのままPCで動作しているだけかもしれませんね。さしずめUWP版「エクスプローラー」といったところでしょうか。
デスクトップPCで使うには正直機能不足ですが、タッチ操作が主体となるタブレットPCでは役に立つかもしれません。もし気に入ったなら、タスクバーなどにピン留めしておくとよいでしょう。
ちなみに、「Windows 10 Anniversary Update(バージョン 1607)」でも試してみたところ、通常の「エクスプローラー」が起動しました。