やじうまの杜
“Microsoft Store”のデザインが刷新? 一部の環境でテストか
他のデバイスへもアプリをインストールできるようになったのは便利
2018年6月6日 06:10
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
一部の環境で“Microsoft Store”の新しいデザインがテストされているようです。異なる複数のパターンをリリースして効果を比較する“A/Bテスト”が実施されているようで、どの環境でも体験できるというわけではないのですが、幸い編集部に新デザインのテストが行える環境があったので、今回はそれを紹介してみようと思います。
旧デザインに比べると新デザインは色遣いが統一されてスッキリとしており、アプリの概要が最初のセクションに追加されたせいか、Webブラウザーの画面に表示される情報量が豊富になっているように感じます。[概要]、[システム要件]、[レビュー]、[関連するセクション]といった追加の情報はリンクで切り替えられるようになっており、全体的にコンパクトな印象を与えています。
そして、最大の特徴は画面右上の[…]ボタンからインストール先の端末を選べることです。[自分のデバイスにインストールする]メニューを選択すると、“Microsoft アカウント”に紐づけられたWindows 10デバイスがリストアップされ、チェックをONにしたデバイスへアプリをまとめてインストールすることができます。
それぞれの端末で個別にインストールする必要がなくなるのは、複数のデバイスを所有するユーザーにとってはかなり便利なのではないでしょうか。
ただし、一部アプリで記載されていたバージョンノートが見当たらないのは少し残念ですね。また、従来と同様、最新版のバージョンや更新日時も掲載されていません。こうした情報はアプリがどれだけアクティブに更新されているかを知るヒントになります。アプリの更新頻度は、アプリの質を測るバロメーターとしても有用なので、ぜひ掲載を検討してほしいと思います。