やじうまの杜

マイクロソフトさん、創業者を尊敬するあまり歴史を修正してしまう

ワールドワイドウェブの歴史が文字通り塗り替わる?

 “やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

「Microsoft Rewards」

 皆さん、「Microsoft Rewards」は活用されているでしょうか? Bingで検索するだけでポイントがつくほか、毎日設定される簡単なタスク「日々のセット」をこなすだけでボーナスポイントがもらえるのでポイントがたまりやすく、私は毎日のようにポイ活しています。

 さて、この「日々のセット」で課されるタスクにちょっとしたトリビアクイズに答えるというものがあるのですが(実際は回答しなくてもポイントがもらえるみたいです)、今日出題されたクイズの答えが衝撃的だったので共有させていただきます。

 問題は『ワールドワイドウェブを発明したとされるのは誰ですか?』というもの。私もインターネットで糊口をしのぐものの端くれ、答えは簡単です。自信をもって『ティム・バーナーズ=リー』と回答したのですが、結果は不正解。正解は……

ワールドワイドウェブを発明したとされるのは『ティム・バーナーズ=リー』ではない?


ビル・ゲイツ!

正解は……ビル・ゲイツ!

 そう、Microsoftの創業者にして世界一の慈善活動家ビル・ゲイツ氏だというのです。いやいや、そんなはずは……、と思いWikipediaを調べてみましたが、ビル・ゲイツ氏の項にワールドワイドウェブを発明したという記載はない一方、ティム・バーナーズ=リー氏の項には『World Wide Web(WWW)を考案し』と書いてあります。

検索結果にもちゃんと書いてあります

 どうやらMicrosoftさんは創業者を尊敬するあまり、ワールドワイドウェブの発明者をビル・ゲイツ氏と勘違いしてしまったようですね(たぶん単純ミス)。IT革命の立役者として、その後の慈善活動家として私もゲイツ氏を尊敬していますが、歴史を改変するのはいただけません。

 「Microsoft Rewards」はこのようにクイズの答えが変だったり、日本語訳がおかしかったりすることがありますが、お得なサービスなので、私は今後もポイ活に励みたいと思います。こんな面白いネタが転がっているかもしれませんしね。