やじうまの杜

会社・学校で検索して個人にポイントが貯まる? 「Microsoft Edge」の「アカウント リンク」を試す

Amazonギフト券のゲットが捗るかも?

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「Microsoft Edge」のプロファイル機能。通常、職場のアカウントと個人のアカウントは別

 「Microsoft Edge 109」でアナウンスされていた「アカウント リンク」が利用できるようになっているようです。リリース当時、編集部では確認できなかったのですが、最近は重大な不具合を早期に検出て必要に応じて機能を撤回したり、一度に利用が増えて混雑するのを防ぐため、こうした機能は段階的に利用が解放されていくケースが多く、おそらくそれだったのでしょう。

 「アカウント リンク」は、個人用の「Microsoftアカウント」(MSA)と職場や学校のアカウント(Azure Active Directory:AAD)を関連付ける機能です。

組織のアカウント(AAD)でサインインして「Microsoft Start」のページに行く
個人アカウントでサインインしてリンクさせる
リンクの確認画面
リンクが完了。会社・学校でバリバリ検索して、ポイントをバリバリ稼ごう! リンクの解除も可能

 なんでそんなことをするのかというと、主に「Bing」検索の報酬のため。「Bing」を利用すると「Microsoft Rewards」というポイントプログラムのポイントがもらえ、Amazonギフト券などと交換してもらえます。

 しかし、これには「Microsoft アカウント」でのサインインが必要。職場や学校のアカウントでログインしていると、いくら検索しても個人アカウントにポイントは貯まりません。でも、「アカウント リンク」で双方を紐付けておけば、職場や学校で「Bing」を検索しても個人のアカウントにポイントが充当されます。

 組織の都合で検索エンジンが「Bing」に固定されていて辛い……なんて人も、個人アカウントにポイントが貯まるならちょっとはやる気が出るかもしれませんね(?)。

 もちろん、「アカウント リンク」はあとで解除することも可能。設定してみたはいいけど、会社のアカウントと個人のアカウントがリンクされているのはなんか気持ち悪い……そう感じたなら、やめることもできます。

 ちなみに、この機能は組織のIT管理者が許可していない場合、そもそも利用できませんのであしからず。