やじうまの杜

複数端末のファイル共有が超簡単 ~「Microsoft Edge」の新機能「Drop」がいい感じ【2月24日追記】

一人でチャットしているような感覚でファイル・情報を共有

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ファイルやメモを手軽にやり取りできる「Drop」

 先日リリースされた「Microsoft Edge 110」で、新機能「ドロップ」(Drop)がアナウンスされました。この機能は段階的に展開されているようで、編集部のStable(安定)版「Edge 110」ではまだ確認できていないのですが、Canary版では利用できるようになっていたので、実際にどんな感じなのかをご紹介したいと思います。

 「ドロップ」は、複数のデバイスでファイルやメモを共有する仕組みです。デスクトップ版「Edge」だけでなくモバイル版「Edge」にも搭載されており、ちょっとしたコンテンツをやり取りするのに便利です。ちなみに、利用の際は同じ「Microsoft アカウント」で「Edge」にサインインしておく必要があります。

 「ドロップ」は「サイド バー」から利用できますが、初期状態で無効化されているようです。まず「サイド バー」の[+]ボタンをクリックし、「ドロップ」のトグルスイッチをONにしましょう。

まず「サイド バー」の[+]ボタンをクリックし、「ドロップ」のトグルスイッチをONに

 次に「サイド バー」の紙飛行機(のような)アイコンをクリックし、「ドロップ」に切り替えます。すると、チャットのような画面が現れます。ここにメモやファイル、写真などを追加すると、他のデバイスからもアクセスできるようになるというわけ。

一人でチャットしているような感覚です

 「LINE」には自分宛てのトークルームをメモ代わりに使う「Keepメモ」という機能がありますが、ちょうどそんな感じですね。

 ちなみに、モバイルアプリの場合は画面中央下の[…]メニューから「ドロップ」へアクセス可能。基本的な使い方は、デスクトップと同じです。

モバイルアプリの場合は画面中央下の[…]メニューから「ドロップ」へアクセス可能
基本的な使い方は、デスクトップと同じ

[2023年2月24日編集部追記] 読者からの情報によると、「Drop」によるファイル共有は、「OneDrive」を利用しているとのこと。編集部でも「OneDrive」の「Microsoft Edge Drop Files」フォルダーに共有したファイルが保存されることを確認した。ただし、メモは「OneDrive」には保存されないようだ。

「OneDrive」の「Microsoft Edge Drop Files」フォルダーに共有したファイルが保存される