テレワークのセキュリティ大丈夫?
第3回
古いパソコンが遅くて仕事の効率が上がらない! 「アバスト Cleanup」でチューンアップしよう
2020年6月19日 12:55
新型コロナウイルスを契機に、ドイツやイギリスでは自宅で働くことを権利として保護する“在宅勤務権”の法制化の動きがあるそうだ。アメリカでは企業主導で在宅勤務の定着が進んでいる。日本でもテレワークを継続する企業は多いと思われる。
テレワークでも仕事をする以上は生産性を高めることが求められるが、自宅のパソコンの速度がボトルネックになるのはいただけない。パソコンが“重い”と感じているなら、アバストの提供する「アバスト クリーンアップ プレミアム」で、お使いのパソコンをチューニングしてみてはいかがだろう。年額3,980円(税込み)だが、30日間の無料体験期間も用意されている。
“メンテナンススキャン”で現状把握&問題解決
自宅のパソコンを仕事用に本気で使い始めると、その“重さ”に気づいてしまうことがある。残念ながら、パソコンは使っているうちにアプリの追加・削除やOSのアップデートによって、レジストリのゴミ、無用なショートカットなどが蓄積し、徐々に遅くなるものなのだ。また、ドライブの残容量不足による速度低下も考えられる。
そこで、まずは「アバスト クリーンアップ プレミアム」の“メンテナンススキャン”を使ってパソコンの現状を把握し、システムをクリーンアップして問題を解決してみよう。手動でメンテナンスしにくい問題のあるレジストリや、システムの不要なデータなどをお任せでクリーンアップできるのはありがたい。
チューンナップの状況がメーターで表示される。とりあえず“メンテナンス”の項目はクリアになったようだ。しかし、“高速化”“空き領域を増やす”“問題の修正”の項目には課題が残っているようだ。
“スリープ”機能を使ってWindowsの起動を高速化
以下は、先ほどのチューンアップの状況の画面から“高速化”をクリックした画面だ。この項目では、主にバックグラウンドタスクとスタートアッププログラムをチューニングできる。
パソコンのリソースを消費するアプリを検出して“スリープ”させる。ユーザーが必要とするタイミングでアプリ起動して、パソコンの処理速の向上させる仕組みだ。システムに関する特別な設定は必要ない。
画面右上の[すべてスリープさせる]から、まとめて“スリープ”させてもいいだろう。不都合を感じたら、個別にアプリのスリープを解除すればいい。このリストに表示させたくないアプリがあれば、[スリープ]の左にある[無視]をクリックする。
なお、パソコンにインストール済みの不要なアプリを抽出したいときは、“すべての機能”の画面から[不要なプログラムを表示]を選択する。アバストの提供するブラックリストやホワイトリスト、ヒューリスティック アルゴリズム、ユーザー評価に基づいたクラウドベースの評価により、アプリの要・不要の判断基準も表示される。最後に利用した時間も表示されるので、長い間利用していないアプリの洗い出しも可能だ。
“システムの不要データ”を削除してドライブの空き容量を確保
システム関連のデータがドライブの容量を圧迫していることが多いのだが、手動で削除するのは難しい。むやみに削除してしまうと、最悪パソコンが起動しなくなってしまうこともある。「アバスト クリーンアップ プレミアム」は、“システムの不要データ”も一括で削除可能。以下は、チューンアップの状況の画面から“空き領域を増やす”をクリックした画面だ。
ログファイルや履歴ファイルは削除して構わないだろう。ここでは、セットアップファイル、ダウンロードファイル、復元ポイントは残しておいた。画面左下のプルダウンから[推奨されるものを選択]を選択すると、安全な項目のみをクリーンアップの対象にできる。