テレワークのセキュリティ大丈夫?
第5回
カフェでのテレワーク時にも安心のネット環境を確保しよう
2020年7月17日 06:55
一部の地域では新型コロナウイルスの感染者増が懸念されているが、経済再開の動きは着実に進んでいる。テレワークを継続している人も、集中しやすいカフェなどへ出かけることが増えているかもしれない。しかし、カフェなどのフリーWi-Fiは便利な反面、セキュリティ面での不安が拭えない。
むしろ、テレワークが一般化したからこそ、仕事の通信を狙った攻撃の機会が増えている可能性がある。暗号化されていないフリーWi-Fiでは通信の盗聴や、自分だけが受け取るはずのCookieを同じフリーWi-Fiに接続している悪意を持った第三者が傍受するパケット・スニッフィングといった攻撃が可能になってしまう。ニューノーマルの働き方にテレワークは欠かせないが、フリーWi-Fiをはじめとする通信環境のセキュリティには万全を期しておきたい。
そこで今回紹介するのが、「アバスト セキュアライン VPN」だ。より安全なインターネット環境を構築するためのアプリだ。セキュリティの脆弱なWi-Fiなどでも、ハッキングされる可能性が低くなる。
「アバスト セキュアライン VPN」ですべての送受信データを暗号化
「アバスト セキュアライン VPN」を有効化すると、すべて送受信データは暗号化され、第三者が通信内容をのぞき見ることができなくなる。VPN(Virtual Private Network)は、“仮想の専用回線”という意味だ。職場のネットワークにVPN接続する必要のある方は馴染みがあると思う。「アバスト セキュアライン VPN」は、アバストの配置する世界34カ国、55カ所のサーバーのいずれかに接続し、暗号化された専用回線で通信内容を保護する仕組みだ。
暗号化には、現行の暗号化技術では最高レベルとされる256ビットのAES(Advanced Encryption Standard)を採用。通信速度の実測値の平均は、450~600MB/s、理論上2GB/sの最大処理能力を備えるという。業務上の作業で遅延はほとんどないと考えられる。機密性の高い業務上のファイルやメッセージのやり取りをする際にも使えるだろう。
ワンクリックでフリーWi-Fiのセキュリティを確保
いったん設定してしまえば、ワンクリックで強固な暗号化により通信内容を保護できる。設定変更により、パソコンの起動時に「アバスト セキュアライン VPN」を起動して自動でVPN接続を有効化できるうえ、自宅や会社などの信頼できるWi-Fiを登録しておき、そこに接続している場合はVPNを使用しないことも可能だ。
なお、VPN接続中はユーザーの本来のIPアドレスが隠される。接続先サーバーを切り替えれば、接続元の国・都市を隠ぺいすることも可能だ。例えば、海外出張中などに、特定の国や地域からのアクセスが制限されているWebサイトを閲覧したいときに役立つ。
デスクトップ版の価格は年額6,180円(税込み)、2020年7月現在は21%割引の年額4,880円(税込み)だ。7日間の試用期間で購入を検討してもいい。
[制作協力:Avast Software Japan 合同会社]