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PCが高騰する今こそ必見!「長く使えるノートPC」選び、4つの条件とは?

メモリ、AI、堅牢性……そしてまだ買える「交換式バッテリー」モデルまで!

メモリ高騰でPCが高い………その分、長く使いたい!

 昨今のPCはとにかく高価になってしまった。

 少し前は、『メモリもそろそろ32GBが標準になってくる』と言っていたが、昨年末からメモリが高騰。SSDも大幅に値上がりし、ノートPCの価格が跳ね上がってしまった。以前はお手軽だったメモリ32GB、SSD 1TBの構成は、今やかなり豪華に感じられるほどだ。

 しかし、それでもノートPCは必要なもの。価格的にハイスペックなものは買えなくなってしまったとしても、もはや気軽に買い替えにくい以上は、なるべく長く使えるPCを買いたいのが人情だろう。

 では、「長く使えるPC」の基準とはなんだろう?

 今回はマウスコンピューターのご協力のもと、計4台のノートPCで、長く使えるPCのポイントを語っていく。人によってPCに求める機能や性能は異なるので、それぞれに合ったポイントを見つけられる指針になれば幸いだ。

【指標となるノートPC】
mouse A5-I7U01BK-A」。15.6インチ液晶を搭載した一般向けのノートPC。標準仕様のメモリは8GB(8GBモジュール1枚)だが、メモリスロットが2つあり、後から交換・増設することができる
mouse B5-A7A01SR-A」。Ryzen AI 7 350プロセッサを搭載したCopilot+ PC。NPUも搭載しており、OSなどにAI機能が追加されても、十分利用できる
MousePro C4-I3U01BK-C」。最近では珍しい交換式バッテリー対応のビジネス向けノートPC。「MIL-STD-810H」準拠の堅牢性も特徴
MousePro L5-I7U01WT-A」。「MIL-STD-810H」よりも測定項目の多い基準である「MIL-STD-810G」に準拠したビジネス向けノートPC。交換式バッテリーにも対応、さらに光学式ドライブも内蔵している


「長く使える基準」を考えてみる

 PCを長く使う上で障壁になるのは、大きく分けて2つある。1つは、「 数年後も性能が十分であるかどうか 」。もう1つは、「 故障せず使い続けられるかどうか 」だ。

 先に答えを言ってしまうと、ポイントになるのは「 メモリ搭載量 」、「 AI対応 」、「 バッテリーの劣化 」、「 頑丈さ 」の4つだと考えている。

メモリ搭載量

 性能については、今までは「CPUが高性能かどうか」という点が注目されたが、最近はどちらかと言えば、「メモリ搭載量が十分かどうか」の方が重視されるように思う。メモリが不足すると動作が極端に遅くなり、どんなに高速なCPUを搭載していても対応できない。逆にメモリさえ十分にあれば、そこそこ動き続けてくれる。

AIに対応しているか?

 もう1つ、性能絡みで注目したいのがAI対応だ。今や多くの方がチャットAIを活用しており、PCにもさまざまな形でAIが組み込まれ始めている。

 そこでAI処理専用チップのNPUを搭載しているかどうか、またAI PCの基準の1つである「Copilot+ PC」に対応しているかどうかで、PCが長く使えるかどうかが変わってくる可能性が高い。

バッテリーは安心できるか?

 故障関連の問題については、ノートPCはまずバッテリーに注目すべきだ。どんなに大切に使用していても、ノートPCのバッテリーは経年劣化していく。使い方次第で長持ちさせることはできても、永遠に性能を保てるわけではない。これにはバッテリー交換式の製品で物理的に対応する手がある。

頑丈か?

 もちろん物理的な破損も考慮して、壊れにくいPCが欲しい。ノートPCをうっかり落とすというトラブルから、満員電車でカバンに入れたノートPCが圧迫されることも考えられる。そんな状況でも壊れにくいPCがあると安心だ。

 この4つの基準をもとに、ノートPCをどう選ぶかを考えてみよう。


ポイント1:メモリメモリは交換・増設可能だと安心

※ユーザーによるメモリ交換・増設は自己責任となり、
保証期間に関わらず、不具合が発生した場合は保証対象外になる。
なお、マウスコンピューターではメモリ交換・増設サービスも行っている

 まずはメモリ搭載量について。

 PCのメモリ使用量は、時代が進むごとに増えていくのが常だ。長く使いたいなら最初からなるべく多くのメモリを搭載しておきたいところだが、今は価格が跳ね上がってしまう。

 そこで、ひとまず購入時にはメモリ搭載量を控えめにしておき、後から増設や交換ができるPCを選んでおくという手がある。最近のノートPCは、後から増設できないタイプのものも多いが、マウスコンピューターでは多くの機種でメモリ増設、または交換可能になっている。

 スペックシートで、メモリスロットに空きがあるとされているものは、まず間違いなく後から増設が可能。また空きがなくともメモリスロットがあるものは、交換が可能だ。メモリスロットがなく、オンボードと書かれているものは増設も交換もできない。

 何年か後にメモリの価格が安定してきたり、どうしてもメモリ不足で困るようになった時に、メモリを増設すればいい。マウスコンピューターでは有償でのメモリ交換・増設作業を受け付けている(保証の有無に関わらず作業は可能)。自分でメモリを用意して交換・増設も可能だが、 作業にともなう不具合が発生した場合はすべて保証対象外となる

 メモリ交換・増設対応機種の例として、「mouse A5-I7U01BK-A」をご紹介する。

mouse A5-I7U01BK-Aの主なスペック】
CPUCore i7-13620H プロセッサー
メモリ8GB DDR4-3200(8GB×1)
SSD256GB(M.2 NVMe)
ディスプレイ15.6型非光沢液晶(1,920×1,080ドット)
OSWindows 11 Home
汎用ポートUSB 3.2 Gen 2 Type-C×2、USB 3.2 Gen 1×1、USB 2.0×1
カードスロットmicroSD
映像出力HDMI×1、Mini DisplayPort×1
無線機能Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
有線LANGigabit Ethernet
電源ACアダプタ(120W)
その他100万画素カメラ、ヘッドセット端子、ステレオスピーカー、デュアルアレイマイクなど
本体サイズ359.7×240×24.3mm
重量約2.04kg
価格146,800円

 「mouse A5-I7U01BK-A」を例にとると、標準ではメモリ搭載量が8GBとなっているが、メモリスロットは2つあり、うち1つは空いている。メモリはDDR4-3200のSO-DIMMなので、同じ仕様で8GBのメモリを増設すれば16GBになる。

 またカスタマイズメニューには、16GBを2つ搭載して32GBとするオプションも用意されている。今はメモリ増設費用がかなり高額になるが、将来的に交換・増設が可能であることはここでも確認でき、安心感がある。

 なお、保証外になってしまうのを覚悟の上で、どうしても自分で交換・増設に挑戦したい方は、背面パネルのネジを外して開け、内部のメモリスロットを探す必要がある。メモリスロットだけ簡単に開けられるようにはなっていないので、誰でも簡単にできるものとは思わない方がいい。

 ちなみに、今回の記事でご紹介する4機種は、いずれもメモリスロットが2つあり、メモリの交換・増設に対応している。

メモリスロットは底面からアクセスするはずだが、メモリスロットだけを開くカバーのようなものは見当たらない

 「mouse A5-I7U01BK-A」の製品としての特長は、エントリーモデルの「mouse A」シリーズで、低価格なのが特徴。それでもメモリは最大32GBまで搭載可能で、CPUも10コア/16スレッドのCore i7-13620H プロセッサーを搭載し、性能も決して低くはない。

 15.6型の広い液晶と、テンキー付きの余裕のあるキーボードレイアウトも重宝する。重量が2kg強あるのでモバイル用途には向かないが、家やオフィスで半固定位置で使うなら、コストパフォーマンスの高い製品だ。

本体天面はフラットで、マウスコンピューターのロゴだけが薄く描かれている
15.6型液晶にテンキー搭載キーボードで余裕があるデザイン
左側面はUSB端子やヘッドセット端子など
右側面は有線LAN端子やUSB Type-C端子など
背面には映像出力端子などがある
120W出力のACアダプタが付属する


ポイント2:AI対応マイクロソフトが示したAI PC「Copilot+ PC」も重要度が増す

 最近はAIの利用も進んでおり、数年後を考えるとAI対応の有無も重要なポイントになる。

 マイクロソフトはAI PCの枠組みとなる「Copilot+ PC」を展開しており、Copilot+ PCでないと使えないOS標準機能も増えつつある。この新機能を使うには、40TOPS以上のNPUが搭載されていることが条件だ。NPUはAI処理に特化したプロセッサで、現時点ではCPUに内蔵されている。

 ノートPCのCPUは基本的に後から交換できないので、「Copilot+ PC」対応機能などを使おうと思うと、最初から対応したものを購入する必要がある。最新型のCPUになるため価格は少々上がるが、メモリのように高騰しているわけではない。後でPCを買い替える羽目になることを考えると割安でもあるだろう。

 さらに高度なAIを活用するためには、高性能なGPUも重要になる。CPUに内蔵されているGPUに比べて、独立したGPUは高性能で、さまざまなAI処理を高速に行える。AIを活用したソフトやサービスが今後増えていくことは間違いなく、GPUやNPUが搭載されているかどうかで使用の可否が分かれるものも出てくると思われる。

 AIはクリエイティブな用途で特に活用が進んでいるので、PCの用途が広い方ほどNPUやGPUの存在にも目を向けておくといい。NPUは今後発売されるノートPCでは搭載率が上がっていくと思われるので、長く使う前提ならばNPUを搭載しているものを選んでおきたい。

 「Copilot+ PC」に対応した製品例としては、「mouse B5-A7A01SR-A」をご紹介する。

mouse B5-A7A01SR-Aの主なスペック】
CPURyzen AI 7 350 プロセッサ
NPURyzen AI(最大50TOPS)
メモリ16GB DDR5-5600(16GB×1)
SSD500GB(M.2 NVMe Gen4×4)
ディスプレイ15.3型非光沢液晶(2,560×1,600ドット/120Hz、sRGB比100%)
OSWindows 11 Home
汎用ポートUSB4×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1、USB3.2 Gen 1×3
カードスロットSD
映像出力HDMI×1、USB4×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1
無線機能Wi-Fi 7、Bluetooth 5
有線LANGigabit Ethernet
電源100W USB PD
その他200万画素カメラ(Windows Hello対応)、ヘッドセット端子、ステレオスピーカー、デュアルアレイマイクなど
本体サイズ342×239.7×19.9mm
重量約1.70kg
価格239,800円

 最大50TOPSのNPUを内蔵したCPU「Ryzen Al 7 350 プロセッサ」を搭載している。8コア16スレッドのCPUで、ノートパソコンとしてはかなりパワフルな部類だ。またメモリは標準で16GBを搭載している。これは「Copilot+ PC」の規定で16GB以上のメモリを搭載する必要があるためだ。

 「Copilot+ PC」のAI機能は、Windows 11の標準機能として多数用意されている。カメラ映像をリアルタイム加工する「Windows スタジオエフェクト」はWeb会議などで重宝する。画像生成も「フォト」アプリで簡単にできる。GPUやCPUを使って同様の処理を行うソフトもあるが、NPUは少ない電力で処理でき、バッテリーを長持ちさせられるのが特徴だ。

「Windows スタジオエフェクト」で背景加工などを行ったカメラの映像
「フォト」の「Image Creator」でテキスト指示して画像生成

 また「Copilot+ PC」以外にも、NPUを活用するアプリはクリエイティブ系のソフトを中心に増えてきている。CPUベンダーごとに対応できるソフトが違うことも多いので、本機であればAMD製のNPUに対応したソフトを探すといい。

本体天面はフラットで、ロゴのみが描かれている
2,560×1,600ドット/sRGB比100%の15.3型液晶を搭載。キーボードは狭いながらもテンキーを搭載
左側面はUSB端子とヘッドセット端子
右側面はUSB端子とSDカードリーダー
背面にはUSB4端子や有線LAN端子など。充電は左側面のUSB Type-C端子でも可能
100W出力のUSB PDアダプタが付属する


ポイント3:バッテリー劣化の避けられないバッテリーだが、交換可能なものもある

 ノートPCのバッテリーは仕組み上、充放電を繰り返すたびに劣化していくし、常に電源に接続している状態でさえ劣化は進む。程度の差はあれど、長く使えばバッテリーは弱って、最大充電量が下がっていくものだ。

 ただ、ノートPCのバッテリーは交換できないものが多い。性能的に不満がなくても、物理的な破損がなくても、持ち出したらすぐにバッテリーが切れてしまうこともあり得る。こうなると使い続けるのは難しくなってしまう。

 しかし少数ながら、バッテリーを交換できる機種が存在する。これならバッテリーが劣化した際に交換して万全の状態に戻せる。特に持ち出して使うことが多い方には、このメリットは大きい。

 さらにはバッテリーを複数持ち出して、バッテリー切れが近づいたら交換して使うという方法もある。最近はUSBのモバイルバッテリーから充電できるものも多いので、どちらが用途に合うか考えて使い分けるのもいいだろう。

 バッテリー交換可能な機種の例としては「MousePro C4-I3U01BK-C」をご紹介しよう。

MousePro C4-I3U01BK-Cの主なスペック】
CPUCore i3-1315U プロセッサー
メモリ8GB DDR4-3200(8GB×1)
SSD128GB(M.2 NVMe)
ディスプレイ14型非光沢液晶(1,920×1,080ドット)
OSWindows 11 Pro
汎用ポートThunderbolt 4×1、USB 3.2 Gen 1 Type-C×1、USB 3.2 Gen 1×1、USB 2.0×1
カードスロットmicroSD
映像出力HDMI×1、Thunderbolt 4×1
無線機能Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
有線LANGigabit Ethernet
電源ACアダプタ(45W)、USB PD(別売)
その他200万画素カメラ、ヘッドセット端子、ステレオスピーカー、デュアルアレイマイクなど
本体サイズ325×216×19.9mm
重量約1.41kg
価格153,780円

 バッテリーは背面に装着されており、2カ所のロックを手で外してから、マイナスドライバーなど平らなもので持ち上げるようにすると取り外せる。

 また、交換用バッテリーはノートPC購入時にあわせて購入することも可能。バッテリー自体もかなり薄く、持ち運びに困らないサイズだ。装着時にはしっかり固定されており、勝手に外れるようなことはもちろんなく、がたついたりもしない。

着脱式のバッテリー。ユーザー自身で交換が可能
こちらがバッテリー
MIL規格「MIL-STD-810H」に準拠している

 着脱式バッテリーだと耐久性に劣るのではと思われそうだが、本機は後述するMIL規格「MIL-STD-810H」に準拠しており、バッテリー持続時間も最大15時間(アイドル時)と長い。14型の筐体に約1.41kgというコンパクトさで、持ち運びにも困らない。ビジネス向けの「MousePro」ブランドの製品として、長く使える仕組みがしっかり整えられた1台だ。

 なおバッテリー交換できないノートPCでも、マウスコンピューターの場合は、サポート窓口から問い合わせて、マウスコンピューターの工場で交換してもらうことができる(修理対応のような形)。ただし製品販売から5年以上が経過したものについては、純正パーツを確保できない可能性があるとしている。

本体天面はフラットで、「MOUSE」の文字とロゴが描かれている
14型液晶にテンキーレスキーボードを搭載
左側面はUSB端子とHDMI端子など
右側面は有線LAN端子やSDカードリーダーなど
ディスプレイは180°開けられる。そのため背面の端子は存在しない
45W出力の小型ACアダプタが付属。Thunderbolt 4端子でUSB PDによる充電も可能だ


ポイント4:頑丈さ物理的な破損に強い「MIL規格」

 そして物理的な強靭さも大事なポイントだ。

 大切に使っていれば大丈夫と思いたいが、持ち運び中にノートPCが手からこぼれ落ちるという経験をしたことがある方も、少なくはないと思う。また、カバンに入れたノートPCが満員電車で圧迫されて壊れたという話はよく聞く。

 さらに、持ち運びの際の小さい衝撃や、ホコリの侵入、高温環境など、PCに悪影響を及ぼす状況はいろいろある。PCが精密機器である以上、壊れやすいことも当然ではあるが、長く使いたいのなら、なるべく高い堅牢性を持つ製品を使いたいものだ。

 PCの堅牢性の基準の1つとして、MIL規格がある。米国国防総省が制定した信頼性テストで、衝撃や温度変化、振動といった過酷な環境でも動作することを確認するものだ。

 マウスコンピューターでは、梱包状態で多方向からの落下、高温・低温や低圧、高湿度の環境、氷点下から高温までの温度変化、振動など、複数のテストをクリアした製品を、MIL規格「MIL-STD-810H」対応製品として販売している。

 また、測定項目が多い「MIL-STD-810G」では、粉塵と塩水噴霧によるテストも加えられており、さらに過酷な状況にも対応できることが確認されている。

 MIL規格に対応すれば、落としても壊れないとは限らない。それでも過酷な環境に耐えるよう考えて設計され、実際にクリアできているので、一般的なPCより高い耐久性を備えているのは確かだ。長く使いたいPCであれば、MIL規格の価値はさらに高まる。

 MIL規格の例では、より測定項目が多く、粉塵や塩水噴霧にも耐えるとされる「MIL-STD-810G」に対応する「MousePro L5-I7U01WT-A」をご紹介したい。

MousePro L5-I7U01WT-Aの主なスペック】
CPUCore i7-1355U プロセッサー
メモリ8GB DDR4-3200(8GB×1)
SSD256GB(M.2 NVMe)
ディスプレイ15.6型非光沢液晶(1,920×1,080ドット)
OSWindows 11 Pro
汎用ポートUSB 3.2 Gen 2 Type-C×1、USB 3.2 Gen 1×2、USB 2.0×1
映像出力HDMI×1、D-Sub 15pin×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1
無線機能Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
有線LANGigabit Ethernet
電源ACアダプタ(45W)、USB PD(別売)
その他100万画素カメラ、ヘッドセット端子、ステレオスピーカー、デュアルアレイマイクなど
本体サイズ361×256×24.5mm
重量約2.1kg
価格197,780円
MIL規格「MIL-STD-810G」に準拠、「MIL-STD-810H」よりもさらに多い測定項目をクリアしている

 こちらもビジネス向けの「MousePro」ブランドの製品。15.6型と大きめの液晶に、DVDスーパーマルチドライブやD-Sub 15pinによる映像出力などを搭載。ビジネスでは根強いニーズへの配慮もなされている。

 さらに本機はバッテリー交換にも対応。スティック形状のバッテリーは、手だけで簡単に外せる。「MIL-STD-810G」に対応しながらも多機能さを追求した、タフなPCだ。

 ちなみに「MousePro」ブランドで初めてホワイトカラーの筐体を採用したのが本機だそう。ビジネス向けでもブラックは嫌だという方には良い選択肢になるだろう。

着脱式のバッテリー。ユーザー自身で交換が可能
こちらがバッテリー
本体天面はフラットで、「MOUSE」の文字とロゴが描かれている
15.6型で広めの液晶と、テンキー付きのキーボードを搭載
左側面は各種USB端子のほか、有線LAN端子、D-Sub 15pin端子などを備える
右側面はUSB端子とヘッドセット端子、光学式ドライブなど
背面にはコネクタはない
45W出力のACアダプタが付属。USB Type-C端子からUSB PDでの充電も可能
カメラには開閉式カバーが付いている
最近のPCとしては珍しく、光学式ドライブを内蔵している


サポートも気にしたい3年間の修理保証、24時間×365日の電話サポートも

 メモリの高騰でPCを買いづらい状況になっているが、必要な要素をうまく選んでいけば、価格を抑えながらも長く使えるPCを選ぶことは可能だ。今回の話はマウスコンピューターに限らず、あらゆるメーカー製のPCにも適用できるので、ぜひ参考にしていただいたい。

 そして長く使う上で重要なポイントをもう1つ。マウスコンピューターのノートPCには、標準で3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポートがついてくる。さらに「MousePro」ブランドでは、有償で保証期間をさらに2年追加して5年間となるサービスも提供している。

 長く使えるPCを選び、万が一故障しても長く保証が受けられるなら、安心して購入し使用できるはず。PCはAI需要によるメモリ価格高騰だけでなく、戦争や紛争など社会的な影響も受けやすい製品なので、必要な時にはためらわず購入するのがいい。今回の話がその際の参考になれば幸いだ。

メモリの例で紹介した「mouse A5-I7U01BK-A」。マウスコンピューターでは多くのノートPCがメモリの交換や増設に対応できるスペックで販売されている
AI対応の例で紹介した「mouse B5-A7A01SR-A」。このほかにも多くのCopilot+ PCAIオススメPCがラインナップされている。
交換式バッテリー対応モデルの「MousePro C4-I3U01BK-C」。堅牢性についてもMIL-STD 810Hに準拠している
「MIL-STD-810G」に準拠し、高い堅牢性を持つ「MousePro L5-I7U01WT-A」。交換式バッテリーも採用。今時珍しい、光学式ドライブ内蔵製品でもある。
著者プロフィール:石田賀津男(いしだ かつお)

1977年生まれ、滋賀県出身

ゲーム専門誌『GAME Watch』(インプレス)の記者を経てフリージャーナリスト。ゲーム等のエンターテイメントと、PC・スマホ・ネットワーク等のIT系にまたがる分野を中心に幅広く執筆中。1990年代からのオンラインゲーマー。窓の杜では連載『初月100円! オススメGame Pass作品』、『週末ゲーム』などを執筆。

・著者Webサイト:https://ougi.net/