VisualBat

    • VisualBat

      VisualBat

      v1.1.1(15/07/09)
      インストールアプリ
    • バッチファイルの編集やデバッグを行う統合開発環境

      無料
      対応環境 :
      Windows XP以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)

※消費税増税のため、一部ソフトの価格が異なっている場合があります

 複雑なバッチファイルの開発を効率化できる統合開発環境風のアプリケーション。一定の処理を自動化するためのシェルスクリプト「バッチファイル」の作成に役立つ。画面は左側にエディター、右側にデバッガーという構成で、一般的な統合開発環境のようにバッチファイルに対してブレークポイントを設け、スクリプトの動作をステップ単位で確認する機能を備えている。また、エディターではキーワードの色分け表示が可能だ。

 C++やJava用の統合開発環境と同じく、デバッガーには実行内容を視覚化するトレース機能が用意されている。たとえばif文で分岐処理を行っている際や、for文の終了タイミングを確認する際に便利だ。トレース画面の[実行後errorlevelを表示]チェックボックスをONにしておくことで、トレース結果にコマンド実行後のエラーレベルを表示するため、前述のような分岐処理も記述しやすい。

 通常のテキストエディターで複雑なバッチファイルを作成する際は、あらかじめ多くのデバッグ用コードを記述し、代入内容の確認や変数内容の変化を確認することになるが、「VisualBat」を使えばデバッグ用コードの大半は不要になるというメリットがある。