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定番の高速バックアップソフト「BunBackup」が3年ぶりのメジャーバージョンアップ
64bit版でも圧縮バックアップをサポート。増分バックアップモードを追加
2016年10月26日 15:43
定番の高速バックアップソフト「BunBackup」の最新版となるv5.0が、25日に公開された。3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる本バージョンには、圧縮バックアップ機能の改善や増分バックアップ機能の追加といった改善が盛り込まれている。
まず、これまで圧縮バックアップ機能を利用する際に必要であった外部DLLが不要となった。「BunBackup」単体で圧縮バックアップが可能となるため、従来よりも気軽に利用できるようになるだろう。また、これまで圧縮バックアップがサポートされていなかった64bit版「BunBackup」でも圧縮バックアップ機能が利用できるようになったのもうれしい変更点だ。ただし、LZH形式のサポートが削除され、ZIP形式しか利用できなくなっているので注意。
加えて、処理に時間がかかるという圧縮バックアップの欠点を解決するため、“増分バックアップ”という新しいバックアップモードが追加された。通常の圧縮バックアップではバックアップ対象のファイルに変更があった場合、アーカイブからのファイル削除・再構築・新規ファイルの追加という3つの処理が行われるが、増分バックアップモードではファイルの削除処理を省いてファイルエントリーの情報更新に留めることで処理を高速化している。
そのほかにも、圧縮バックアップ時のUnicodeファイル名への対応や不具合の修正などが行われているという。
「BunBackup」はWindows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「BunBackup」
- 【著作権者】
- Nagatsuki 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.0(16/10/25)