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Microsoft、Windows 10の次期大型アップデート“Windows 10 Creators Update”を発表
正式版の無償提供は2017年初めになる見込み
2016年10月27日 08:25
米Microsoft Corporationは26日(現地時間)、ニューヨークで開催されたイベント“Microsoft Windows 10 Event”で、「Windows 10」の次期大型アップデート“Windows 10 Creators Update”を発表した。今週にもプレビュー版が“Windows Insider Program”で提供される。正式版の無償提供は2017年初めになる見込み。
“Windows 10 Creators Update”のキーワードは、“3D”。物体をスマートフォンのカメラで撮影して3Dモデルを作成したり、「ペイント」の3D対応後継ソフト「Paint 3D」やTrimble社の3Dモデリングツール「SketchUp」で編集したり、「PowerPoint」の素材として利用したり、3Dプリンターで印刷したり、オンラインコミュニティ“Remix 3D”で共有したり、“HoloLens”などのMR(Mixed Reality:複合現実)デバイスで楽しんだりといったことが簡単に行えるようになる。3Dコンテンツを楽しむのに不可欠なVRヘッドセットも、各社から手ごろな価格(299米ドルより)で提供される予定だ。
また、ゲーム関連でもさまざまな新機能が盛り込まれている。たとえば、先日買収したライブストリーミングサービス“Beam”が統合。ゲームのプレイ画面を4K画質でストリーム配信して、観客とリアルタイムで共有できるようになる。また、複数のユーザーが参加できるトーナメントの作成などもサポートされるという。