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Microsoft、「Visual Studio 2017」RC版と「Visual Studio for Mac」Preview版を公開
「Team Foundation Server 2017」は正式版に
2016年11月17日 10:44
米Microsoft Corporationは16日(現地時間)、開発者向けのオンラインイベント“Connect(); // 2016”で、「Visual Studio 2017」RC版、「Visual Studio for Mac」Preview版、「Team Foundation Server 2017」正式版などを一斉に発表した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
「Visual Studio 2017」は、これまで「Visual Studio "15"」と呼ばれていた次期バージョンの「Visual Studio」。これまでのバージョンに引き続き生産性とパフォーマンスの向上、言語機能の強化が図られている。また、インストーラーが刷新され、セットアップにかかる時間が大幅に短縮されたのも大きな改善。開発用途を選択すると、それに必要なファイルのみがダウンロードされる。
一方、「Visual Studio for Mac」は「Visual Studio」ファミリーの新顔だ。Xamarinを利用したMac/iOS/Android向けのネイティブアプリの開発と、.NET CoreやAzureを利用したクラウドアプリの開発の両方をサポートしており、Mac環境でバックエンド開発とフロントエンド開発の両方をカバーできる。プログラミング言語は、C#とF#が利用可能だ。
そのほかにも、モバイルアプリのビルドと管理をセットにした新しいクラウドサービス“Visual Studio Mobile Center”がプレビュー版として公開された。プルリクエストをトリガーとした自動ビルド、数千ものモバイル端末によるアプリのテスト、ベータテスターへの配布、利用統計の解析とバグやクラッシュの監視といった継続的な開発・運用をシームレスに行うことができる。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft Visual Studio 2017」RC版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/8.1/10、Windows Server 2012 R2/Server 2016
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0.25914.0(16/11/16)