やじうまの杜

「Google Chrome」で垂直タブを試せるように! 使い勝手を探る

ベータ版で試験フラグを有効に

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「Microsoft Edge」「Firefox」でもすっかりおなじみとなった垂直タブ(Vertical tabs)

 半年ほど前、「Google Chrome」にようやく垂直タブ(Vertical tabs)が導入されるかもという話題をお伝えしましたが、海外のテックメディアgHacksによると、ベータチャネルの「Chrome」で実際に試せるようになったようです。編集部環境でも実際に試してみました。

ベータ版「Chrome」のダウンロード

 ベータ(Beta)版「Chrome」は、一般公開に先駆けて新しい機能をいち早く試せるようにと用意されているテストビルドです。公式ダウンロードサイトから無償で入手可能で、皆さんが日頃利用している安定(Stable)版「Chrome」と同じ環境で共存させることもできます。

公式ダウンロードサイトから無償で入手可能

 あくまでもテスト目的で提供されているプレビュー版であり、安定性は劣りますが、一般公開直前のビルドになっているため、開発(Dev)版やカナリア(Canary)版といった「不具合上等!」なテストビルドよりは安心して利用できるはずです。

試験フラグの有効化

試験フラグの有効化

 垂直タブはベータ版「Chrome」でも既定で無効化されているため、利用するには試験フラグ(Experiments)をONにする必要があります。アドレスバーに以下のURLを入力して試験フラグへアクセスし、設定を[Enabled]に切り替えて「Chrome」を再起動しましょう。

chrome://flags/#vertical-tabs

 続いてタブバーの何もないところで右クリックしてメニューにアクセスすると、[Move tabs to the side](タブを横に移動する)というコマンドが追加されているはずです。これを選択すると、垂直タブが有効になります。

[Move tabs to the side](タブを横に移動する)というコマンドが追加
「Chrome」で垂直タブが有効に。元に戻す場合も同じような手順

垂直タブはワイドモニターやタブグループと相性よし

 水平タブバーではWebページを同時にたくさん開きすぎると、タブにWebサイトのアイコン(Favicon)しか表示されなくなり、タブプレビューなどの機能に頼らないと内容を確認できなくなるという弱点があります。

水平タブはタブを同時にたくさん開きすぎると弱点を露呈する

 その点、垂直タブはパネルの幅を十分にとることでタイトルの把握が容易です。場所をとるのは弱点ですが、スクリーンの幅に余裕のあるワイドモニターでは問題とならないでしょう。タブパネルを畳んだり、幅を調整することもできます。

タブパネルを畳んだり、幅を調整することも

 また、垂直タブはタググループがツリー状に表示されるのも便利です。水平タブではラベルをクリックして展開しないとタググループの中身がわかりませんが、垂直タブであればそうした問題は生じにくいです。

 ただし、垂直タブではウィンドウ上部がタイトルバーではなくなる関係で、いつものドラッグ操作ではウィンドウを移動できなくなります。代わりにタブバーの何もない部分がタイトルバーの役目を果たしているようで、ここをドラッグすればウィンドウを移動できます。

 ぜひお試しください。