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Adobe、WebページをPDF変換するGoogle Chrome拡張機能を「Acrobat Reader」に同梱

閲覧ページをPDF変換、Chromeで開いたPDFをデスクトップアプリで開く機能を搭載

「Adobe Acrobat」v15.1.0.3

 10日付け(現地時間)で公開された「Adobe Acrobat DC」「Adobe Acrobat Reader DC」に、「Google Chrome」用の拡張機能「Adobe Acrobat」が同梱されていることが明らかになった。本拡張機能は現在、“Chrome ウェブストア”からも無償でダウンロードできる。

 本拡張機能を利用すると、右クリックメニューから閲覧ページをPDFファイルへ変換することが可能。変換処理には同社のドキュメントサービスを利用する仕組みで、Webページのレイアウトやスタイル、リンク、埋め込みコンテンツを保持したままの変換ができるという。また、閲覧ページを変換して他のPDFファイルへ追記することも可能。

右クリックメニューから閲覧ページをPDFファイルへ変換
「Google Chrome」で開いたPDFファイルを、「Adobe Acrobat DC」「Adobe Acrobat Reader DC」で開き直す機能

 そのほかにも、「Google Chrome」で開いたPDFファイルを、「Adobe Acrobat DC」「Adobe Acrobat Reader DC」で開き直す機能を搭載している。「Google Chrome」のPDF閲覧機能だけでは力不足な場合に重宝するだろう。

 なお、本拡張機能はWindows専用となっているので注意。また、利用には「Adobe Acrobat DC」または「Adobe Acrobat XI」v11.0.09以降が必要となる。

ソフトウェア情報

「Adobe Acrobat」Google Chrome拡張機能
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
15.1.0.3(17/01/09)

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