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Ryzen発売に合わせて9年ぶりの更新、往年の名ベンチマーク「CrystalMark」の最新版

“ALU(四則・論理演算)”“FPU(浮動小数点演算)”“MEM”が最大32スレッドに対応

「CrystalMark 2004R7」v0.9.200.452

 システムベンチマークツール「CrystalMark」の最新版「CrystalMark 2004R7」が、3日に公開された。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2012/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在公式サイト“Crystal Dew World”や窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「CrystalMark」は、CPU、ビデオカード、メモリ、ハードディスクなどのパフォーマンスを計測できるベンチマークソフト。“CrystalMark 2004”というソフト名からも伺えるようにWindows XP/Vista世代のアプリだが、今でも世界中に多くのファンを抱える往年の名ソフトだ。

 本バージョンは、実に約9年ぶりのメジャーバージョンアップ。Intel製CPUを凌駕するとも言われるAMD社の新CPU“Ryzen”の発売にあわせたリリースとなっている。押し入れの奥で眠っているPCを引っ張り出して、“Ryzen”搭載PCとスコアを比較するのに最適だ。

 なお、本バージョンでは“ALU(四則・論理演算)”“FPU(浮動小数点演算)”“MEM”が最大32スレッドに対応している。「CrystalMark 2004」系統の旧版と機能はほぼ同等だが、スコアには互換性がないので注意したい。

ソフトウェア情報

「CrystalMark 2004R7」
【著作権者】
ひよひよ 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2012/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.9.200.452(17/03/03)