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NVIDIA製GPUのカーネルモードドライバーに複数の脆弱性、修正版が公開

サービス運用妨害(DoS)や特権の昇格を招く恐れがある8件の脆弱性を修正

同社が公開したセキュリティ情報

 米NVIDIA Corporationは21日(現地時間、以下同)、同社製GPUのカーネルモードドライバーに複数の脆弱性が存在することを明らかにした。サービス運用妨害(DoS)や特権の昇格を招く恐れがある。

 同社が公開したセキュリティ情報によると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで8件。“CVSS(共通脆弱性評価システム)”のベーススコアは最大で“8.8(危険)”となっており、“GeForce”、“NVS”、“Quadro”、“Tesla”といった製品に影響する。

 Windows環境で“GeForce”シリーズを利用している場合は、最新版の「GeForce Game Ready Driver」v385.69が利用可能。同社製のユーティリティ「GeForce Experience」を利用してアップデートすることもできる。