ニュース
迷惑アプリのバンドルインストールを防止する「Unchecky」v1.1 ~「Edge」にも対応
互換性問題の回避に役立つオプションも新設
2017年10月4日 12:42
米Reason Company Software Inc.は3日(現地時間)、不要なアドウェアやバンドルソフトの追加インストールを防止するタスクトレイ常駐型ツール「Unchecky」の最新版v1.1を公開した。今回のアップデートでは選択したプログラムを除外するオプションが追加されたほか、「Microsoft Edge」でもスポンサーオファーをブロックする機能が追加されている。
「Unchecky」は、オンラインソフトのインストーラーにときどき含まれている、広告ツールやサードパーティ製ソフトのインストールを許可するチェックボックスを自動で外してくれる(アンチェックする)ソフト。システムに常駐してインストーラーを監視し、追加ソフトのオファーを検知するとそれをユーザーに通知するとともに、インストールを許可するチェックを自動で外してくれる。すべてに対応しているわけではないので過信は禁物だが、迷惑ソフトのインストール防止策としては非常に有用だ。
「Unchecky」v1.1では、指定したプログラムを除外する機能が新たに導入された。これは「Unchecky」とアンチウイルスソフトの競合を解決したり、非互換性問題を引き起こすプログラムへの暫定的な対策として役立つという。
また、「Internet Explorer」「Google Chrome」「Firefox」に導入されていたWebページのスポンサーオファーをブロックする機能が「Microsoft Edge」にも対応した。たとえばAdobeの公式サイトから「Microsoft Edge」で「Adobe Flash Player」をダウンロードしようとすると、「Google Chrome」の追加インストールを進めてくるチェックボックスが自動で解除される。
そのほかにも、対応するインストーラーの拡充や、「Unchecky」自身のインストーラーの改善なども実施されているという。
「Unchecky」はWindows XP以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Unchecky」
- 【著作権者】
- Reason Company Software Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1(17/10/03)