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ハイレゾやASIO/WASAPIに対応する高機能音楽プレイヤー「TuneBrowser」v4.2.0が公開
AVX2命令対応版の追加やファイルを丸ごとメモリに読み込んで再生する機能の強化など
2017年11月7日 15:28
ハイレゾやASIO/WASAPIに対応する高機能音楽プレイヤー「TuneBrowser」v4.2.0が、6日に公開された。Windows 7/8.1/10に対応するフリーソフトで、32bit版と64bit版のほかUWP版が用意されている。現在、作者のWebサイトやMicrosoft ストアからダウンロード可能。なお、500曲以上を管理する場合は1,600円(税込み)などのライセンスを購入する必要がある。
「TuneBrowser」は、MP3 / Ogg Vorbis / AAC / WavPack / Wave / AIFF / APE / WMA形式に加え、DSD / FLAC / ALACなどのハイレゾ音源にも対応する音楽プレイヤー。ASIO / WASAPIをサポートするほか、独自の再生エンジンを搭載しているのも特徴。さらに、ファイルを一曲丸ごとメモリに読み込んでデコード・再生する“RAMDecode”機能を備えており、安定した再生が期待できる。
もちろん、楽曲管理機能も充実しており、アーティストや作曲家、演奏家、楽曲名などによる分類や、リプレイゲイン、ギャップレス再生、ランダム再生などが可能。また、ライブラリ表示でジャケット画像をばらまいたようなデザインが選択できるなど、ビジュアル面も充実している。
最新版のv4.2.0では、インテル Coreプロセッサー・ファミリーのHaswell以降に搭載されている拡張命令セット“AVX2”の対応版が新たに追加された。また、“RAMDecode”機能が強化され、再生開始時に再生対象の容量に応じて読み込むファイルの範囲を自動で設定できるようになった。
加えて、“RAMDecode”機能の利用時やランダム再生時に“トラックの継続性”を考慮できるようになった。“トラックの継続性”は、メドレーのようにトラックが変わっても音楽が切れ目なく続いていることを示すもので、CDの取り込み時やリプレイゲインの計算時、トラックの右クリックメニューから[トラックの継続性を計算する]を実行した際に判定され、タグ情報として保存されるという。
そのほか、Windows 10 Fall Creators Update環境で、起動時の描画が著しく遅くなる現象の対策なども施されているとのこと。
ソフトウェア情報
- 「TuneBrowser」
- 【著作権者】
- Tiki 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(500曲以上を管理する場合は税込み1,600円などのシェアウェア)
- 【バージョン】
- 4.2.0(17/11/06)