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「Windows Mixed Reality for SteamVR」が早期アクセス版として“Steam”で公開

“Windows MR”対応ヘッドセット・コントローラーで“SteamVR”のゲームをプレイ可能

「Windows Mixed Reality for SteamVR」

 米Microsoft Corporationは15日(現地時間)、「Windows Mixed Reality for SteamVR」を早期アクセス版として一般公開した。登録した開発者向けのプレビュー版提供は先月から行われているが、一般ユーザーにも開放されたのは今回が初めて。

 「Windows Mixed Reality for SteamVR」を導入すると、“Windows Mixed Reality”対応のヘッドセットやコントローラーで“SteamVR”のゲームをプレイすることが可能。世界最大級のゲーム配信サービス“Steam”で配信されているタイトルが「Windows Mixed Reality」でも利用できるようになるのは魅力だ。執筆時現在、“Steam”で“Windows Mixed Reality”タグが付けられたタイトルは26本となっているが、タグのついていないタイトルでも動作する可能性があるので、対応ソフトはそれ以上になるものと思われる。

 「Windows Mixed Reality for SteamVR」は現在、“Steam”から無償でダウンロード可能。早期アクセス期間が終了した後も無償で提供される予定だ。

 ただし、動作させるには最低でもWindows 10の最新機能アップデートである「Windows 10 Fall Creators Update」の導入が必要。「Windows 10 Insiders Preview」の“Fast”リングで配信されている最新ビルドが推奨されており、現在のところ導入のハードルは若干高い。

 そのほかにもハードウェアの要件として、Intelの“Core i7”プロセッサー、8GBのメインメモリ、NVIDIAの“GeForce GTX 1070”、そしてDirectX 11が挙げられている。