ニュース

「Windows Mixed Reality for SteamVR」が“早期アクセス”を脱して正式版に

422の「SteamVR」タイトルを「Windows MR」ヘッドセットでプレイ可能

リリースページ

 米Microsoftは4月30日(現地時間)、「Windows Mixed Reality for SteamVR」が“早期アクセス”の段階を脱したことを発表した。5カ月間の改善により、「Windows MR for SteamVR」のパフォーマンスと安定性は大幅に向上。モーションコントローラーで触覚フィードバックがサポートされたほか、「SteamVR」におけるモーションコントローラーの表現も改善された。

 「Windows MR for SteamVR」は、“Windows Mixed Reality”対応のヘッドセットやコントローラーで「SteamVR」のゲームをプレイするためのツールセット。これまでは早期アクセス版としてテスト公開されていたが、「Windows 10 April 2018」のリリースに合わせ、正式版として提供されることになった。

 同社によると、“Steam”で配信されているVRゲームのうち、現時点で422のタイトルが「Windows MR」への正式サポートを謳っているという。世界最大級のゲーム配信サービス“Steam”で配信されているVRタイトルが「Windows MR」でもプレイできるようになるのは魅力だ。

 なお、「Windows MR for SteamVR」のダウンロードは無料。OSに64bit版の「Windows 10 April 2018 Update」が必要となるほか、最低でもIntel Core i5-4590もしくはAMD FX-8350相当のCPU、8GBのシステムメモリ、NVIDIA GeForce GTX 970もしくはAMD Radeon R9 290相当のGPU、DirectX 11への対応がシステムに要求される。