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「Steam」クライアントのWindows XP/Vistaサポートは年内まで

一部機能は来年を待たず利用不能に。Windows 7以降へのアップグレードが必要

“Steam”のサポートページ

 「Steam」クライアントアプリのWindows XP/Vistaサポートが、年内で打ち切られることが明らかになった。ゲーム配信プラットフォーム“Steam”で販売されているゲームをプレイするには「Steam」アプリが必要だが、2019年1月1日以降、Windows XP/Vistaでは利用できなくなる。「Steam」アプリや“Steam”で購入したゲームを引き続き利用するには、Windows 7以降へのアップグレードが必要だ。

 また、チャット機能をはじめとする一部の最新機能が、Windows XP/Vista環境では利用できなくなることも案内されている。これらの機能は組み込みの「Google Chrome」で実現されているが、「Google Chrome」のWindows XP/Vistaサポートは2016年4月ですでに終了しており、対応が難しいようだ。

 セキュリティの観点からも、サポートが終了したOSを使い続けることは望ましくない。できるだけ早い移行を検討すべきだろう。