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月例更新に起因するエプソン製ドットインパクトプリンターの印刷問題、Windows 10でも解決

バージョン 1709、1703、1607およびWindows Server 2016向けに更新プログラムが公開

Windows 10 バージョン 1709(Fall Creators Update)向けの更新プログラム「KB4051963」

 米Microsoft Corporationは11月30日(現地時間)、Windows 10 バージョン 1709(Fall Creators Update)向けの更新プログラム「KB4051963」を公開した。現在、“Windows Update”や“Microsoft Update カタログ”を通じて入手可能。

 本更新プログラムでは、11月の月例アップデートを適用した一部の環境でエプソン製のシリアルインパクトドットマトリクス(SIDM)プリンターやPOS用のターミナルモジュール(TM)プリンターで印刷できなくなっていた不具合が修正された。

 なお、この不具合はWindows 10 バージョン 1703(Creators Update)では11月23日リリースの「KB4055254」で、Windows 10 バージョン 1607(Anniversary Update)およびWindows Server 2016では11月28日リリースの「KB4051033」で修正済み。Windows 7/8.1およびServer 2008 R2/2012/2012 R2に関しては下記リンクにあるニュース記事を参照していただきたい。

 そのほかにも「KB4051963」では、「Internet Explorer」でいくつかの不具合修正が行われている。また、フルスクリーンのDirectX 9ゲームおよびアプリケーションでパフォーマンスが低下する問題や、「Forza Motorsport 7」と「Forza Horizon 3」が一部のゲーマー向けハイエンドノートPCで実行できなくなる問題も修正されているとのこと。