ニュース
MacやLinuxでも動作する「PowerShell Core 6.0」が一般公開
ソースコードとバイナリは“GitHub”のプロジェクトページからダウンロード可能
2018年1月12日 06:00
米Microsoftは10日(現地時間)、「PowerShell Core 6.0」を一般公開した。Windowsだけでなく、MacやLinuxなどでも利用できるクロスプラットフォーム版「PowerShell」が本番環境でもサポートされる。
「PowerShell Core」は、さまざまなプラットフォームが混在した環境やハイブリッドクラウドのためにオープンソースで開発された新しい「PowerShell」。ソースコードとバイナリは“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。
これまで用いられてきた「Windows PowerShell」との違いは、Windows専用の「.NET Framework」ベースではなく、クロスプラットフォーム対応の「.NET Core」ベースである点。公式ブログによると、以下のプラットフォームが正式にサポートされている。
- Windows 7, 8.1, and 10
- Windows Server 2008 R2, 2012 R2, 2016
- Windows Server Semi-Annual Channel
- Ubuntu 14.04, 16.04, and 17.04
- Debian 8.7+, and 9
- CentOS 7
- Red Hat Enterprise Linux 7
- OpenSUSE 42.2
- Fedora 25, 26
- macOS 10.12+
また、正式にはサポートされていないものの、以下のプラットフォーム向けがコミュニティでメンテナンスされており、利用することが可能だ。
- Arch Linux
- Kali Linux
- AppImage
加えて、ARM32/ARM64版WindowsとRaspberry Pi向けのOS「Raspbian」が実験的にサポートされている。