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定例外のWindows更新でAMDシステムが起動不能になる問題、修正パッチの配信が開始
Windows 10 Version 1703/1607とServer 2016向け、それ以外も間もなく対応の見込み
2018年1月18日 15:29
米Microsoftは17日（現地時間）、「Windows 10 バージョン 1703」「Windows 10 バージョン 1607」「Windows Server 2016」向けの更新プログラム（KB4057144、KB4057142）を新たに公開した。“Meltdown”“Spectre”脆弱性への緩和策として定例外で配信したセキュリティ更新プログラムが原因でAMDベースのシステムが起動不能になる問題が解決されている。
また、そのほかのバージョンのWindowsに対しても、この問題に関するサポートドキュメントが公開されている。
- Unbootable state for AMD devices in Windows 10 Version 1709
- Unbootable state for AMD devices in Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2
- Unbootable state for AMD devices in Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1
それらによると、“Microsoft Update Catalog”からスタンドアロンパッケージを入手して適用すれば、今回の問題は解消されるとのこと。ただし、“Meltdown”“Spectre”脆弱性への緩和策は、一部ウイルス対策ソフトとの間に非互換性問題を抱えており、手動による適用には注意が必要。“Windows Update”経由で配信されるまで、もうしばらく待った方がよいだろう。