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「SignalNow」が“PLUM法”に対応 ~巨大地震の発生時でも高精度の震度予想が可能

Windows 10向けの無償版「SignalNow X」も対応、ユーザー側の作業は必要なし

「SignalNow X」v1.0.5.0

 ストラテジー(株)は22日、緊急地震速報を受信・通知する「SignalNow」シリーズが“PLUM法”に対応したことを発表した。“PLUM法”は気象庁が同日より導入を始めた震度予想の新しい手法で、巨大地震が発生した際でも高精度の震度予想が行えるという。

2011年東北地方太平洋沖地震における従来手法とPLUM法の比較(気象庁のWebサイトより転載)

 同社によると、今回の“PLUM法”対応にあたり、ユーザー側で必要となる作業はないとのこと。ハードウェア・ソフトウェアともに従来製品をそのまま利用できる。

 「SignalNow」シリーズは、気象庁が提供する“高度利用者向け緊急地震速報(予報)”と連動して、現在地における予測震度や到達までの猶予を算出して通知するシステム。Windows向けの無償版「SignalNow X」は現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。執筆時現在の最新版はv1.0.5.0で、Windows 10に対応する。