ニュース
「Office 2013」のメインストリームサポートが終了、5年間の延長サポートフェイズに
ビューワーや互換性パックはダウンロード提供を終了
2018年4月10日 12:51
米Microsoftは10日(現地時間、以下同)、「Microsoft Office 2013」のメインストリームサポートを終了する。メインストリームサポートの終了後もセキュリティ更新プログラムは5年間提供されるが、無償サポートや仕様変更、新機能などをリクエストすることができなくなる。
同社のサポートページによると、4月10日で延長サポートに切り替わる製品は以下の通り。「Office 2013」シリーズのほかにも「Exchange Server 2013」や「Skype for Business 2015」などが対象となっている。
- Exchange Server 2013(すべてのエディション)
- Microsoft Access 2013
- Microsoft Advanced Group Policy Management 4.0
- Microsoft Dynamics AX 2009
- Microsoft Dynamics GP 2013
- Microsoft Excel 2013
- Microsoft HPC Pack 2012
- Microsoft HPC Pack 2012 R2
- Microsoft Lync 2013
- Microsoft Lync Phone Edition
- Microsoft Lync Server 2013, all editions
- Microsoft Office 2013
- Microsoft Office Web Apps Server 2013
- Microsoft OneNote 2013
- Microsoft Outlook 2013
- Microsoft PowerPoint 2013
- Microsoft Project 2013(すべてのエディション)
- Microsoft Project Server 2013
- Microsoft Publisher 2013
- Microsoft SharePoint Foundation 2013
- Microsoft SharePoint Server 2013
- Microsoft Visio 2013
- Microsoft Word 2013
- Skype for Business 2015
また、「Excel Viewer」や「PowerPoint Viewer」、「PowerPoint Viewer 2007」といったビューワー製品や、「Microsoft Office 互換機能パック」の提供もこの4月で打ち切られる予定。ビューワー製品の代替としては、“OneDrive”へアップロードしてオンライン版「Microsoft Office」でプレビューする方法や“Office 365”の1カ月試用版を利用する方法、無償で提供されているモバイルアプリを利用する方法が案内されている。