古い「Google ドライブ」アプリのシャットダウンが12日より開始

公式ブログ“G Suite Updates Blog”

　古い「Google ドライブ」アプリのシャットダウンが、12日（米国時間）より開始される。米Googleは7日、公式ブログ“G Suite Updates Blog”で追加の情報を明らかにした。

　Windows/Mac向けの「Google ドライブ」アプリはすでにサポートが終了しており、“G Suite”ユーザーは“ドライブ ファイル ストリーム”へ、それ以外のユーザーは「Backup and Sync（バックアップと同期）」への移行が勧告されている。

　「Google ドライブ」アプリのシャットダウンは段階的に実施され、数週間ほどかかる見込み。それまでは使い続けることもできるが、いつの間にかクラウドとの同期が失われるなどの問題が発生する恐れがあるため、早めの移行が推奨されている。また、混乱を避けるためローカルの同期フォルダーの削除も推奨されている。デフォルトの同期フォルダーのパスは以下の通り。

• Windows：“C:¥Users¥%USER%¥Google Drive”
• macOS：“/Users/$USER/Google Drive”

　ローカルの同期フォルダーを削除する際は、クラウドとの同期が完了しているかを確認し、念のためバックアップを作成しておくことをお勧めする。

　なお、同社によると古い「Google ドライブ」アプリがシャットダウンされると、起動時にそれを警告するダイアログが表示されるとのこと。

シャットダウン後も古い「Google ドライブ」アプリを利用していると表示される警告ダイアログ

　また、“ドライブ ファイル ストリーム”へログインしたアカウントで古い「Google ドライブ」アプリが利用されていることを検知した場合にも、警告ダイアログが表示される。

“ドライブ ファイル ストリーム”へログインしたアカウントで古い「Google ドライブ」アプリが利用されていることを検知した場合にも、警告ダイアログが表示される