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ブータブルUSBドライブ作成ツール「Rufus」がメジャーバージョンアップ、v3.0に
ユーザーインターフェイスを改善、Windows XP/Vistaへの対応は打ち切り
2018年5月30日 16:19
ブータブルUSBドライブを簡単に作成できるツール「Rufus」の最新版v3.0が、29日に公開された。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、ユーザーインターフェイスを再設計。ユーザーの操作手順を極力妨げないよう配慮されたデザインになった。
そのほかにも、ARM64環境のUEFI/NTFSを新たにサポート。デバイスを列挙する際にフロッピードライブの検知で時間がかかる問題や、Linux ISO上の“efi.img”ファイルやISO 9660に準拠しない「openSUSE Leap」のISOイメージのサポートが改善された。ダウンロードサイトがHTTPS接続になり、「Rufus」のダウンロードやアップデートがより安全に行えるようになったのもうれしい変更点だ。
その一方で、Windows XP/Vistaへの対応は打ち切られた。これらのOSはMicrosoftによるサポートが終了しているので、後継バージョンへのアップデートをお勧めする。
「Rufus」はISOイメージファイルをUSBドライブへ書き込んで起動ディスクを作成するソフト。フットプリントが小さく、軽快に動作するのが特徴で、類似ソフトの2倍の速さでインストールメディアを作成できるという。対応OSは64bit版を含むWindows 7以降で、現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Rufus」
- 【著作権者】
- Pete Batard 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0(18/05/29)