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ブータブルUSBドライブ作成ツール「Rufus」がメジャーバージョンアップ、v3.0に

ユーザーインターフェイスを改善、Windows XP/Vistaへの対応は打ち切り

「Rufus」v3.0

 ブータブルUSBドライブを簡単に作成できるツール「Rufus」の最新版v3.0が、29日に公開された。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、ユーザーインターフェイスを再設計。ユーザーの操作手順を極力妨げないよう配慮されたデザインになった。

 そのほかにも、ARM64環境のUEFI/NTFSを新たにサポート。デバイスを列挙する際にフロッピードライブの検知で時間がかかる問題や、Linux ISO上の“efi.img”ファイルやISO 9660に準拠しない「openSUSE Leap」のISOイメージのサポートが改善された。ダウンロードサイトがHTTPS接続になり、「Rufus」のダウンロードやアップデートがより安全に行えるようになったのもうれしい変更点だ。

 その一方で、Windows XP/Vistaへの対応は打ち切られた。これらのOSはMicrosoftによるサポートが終了しているので、後継バージョンへのアップデートをお勧めする。

 「Rufus」はISOイメージファイルをUSBドライブへ書き込んで起動ディスクを作成するソフト。フットプリントが小さく、軽快に動作するのが特徴で、類似ソフトの2倍の速さでインストールメディアを作成できるという。対応OSは64bit版を含むWindows 7以降で、現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Rufus」
【著作権者】
Pete Batard 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0(18/05/29)