VTuberデビューを支援する無償ツール「3tene」が登場 ～必要なのはWebカメラとVRMアバターだけ！

「3tene」v1.0

　（株）プラスプラスは1日、バーチャルユーチューバー（VTuber）デビューを支援するオールインワンツール「3tene（みてね）」を無償公開した。Windows 7/8.1/10に対応しており、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

　「3tene」は、これからVTuberを目指すユーザーのために開発されたツール。Webカメラさえあれば、ユーザーの顔を認識し、それに応じてアバターをまばたきさせたり、顔の向きを変えたり、唇を動かしたり（リップシンク）することが可能。もしWebカメラがなくても、表情やポーズといったアバターの操作は行える。

　アバターの形式は、ドワンゴが提唱するVR向け3Dフォーマット“VRM”をサポート。録画機能やスクリーンショット撮影機能、クロマキーを合成するためのブルーバック背景、エフェクト演出など、VTuberには必須とされる機能が詰め込まれており、VRMファイルがあれば簡単にVTuberを始められる。

　なお、現時点で利用できるのはWindows版のみだが、将来的にはMac版も提供するとのこと。また、モーションキャプチャーや2台以上のPCを利用した並列稼働、マルチユーザー、複数のカメラワークなどをサポートした“Pro”版の提供も計画されているという。