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「Windows 10 RS5」Build 17692では“ゲーム バー”が拡充、リソースメーターを追加
音量の調整や出力デバイスの切り替えも可能
2018年6月18日 16:20
米国時間14日にリリースされたPC版「Windows 10 Insider Preview」Build 17692では、システムのフォントサイズを大きくする機能以外にも、魅力的な新機能が投入されている。たとえばゲームのプレイ画面を記録・配信できる“ゲーム バー”が拡張され、オーディオのコントロールやパフォーマンスの視覚化が行えるようになった。
“ゲーム バー”はWindows 10に搭載されている機能で、ゲームの起動中に[Windows]+[G]キーを押すとアクセスできる。ゲームプレイをキャプチャーしたり、それを“Mixer”で配信することが可能で、マイクやWebカメラの切り替えなども簡単に行うことができる。
Build 17692では、この“ゲーム バー”の機能が大幅に拡充。“Audio”セクションで音量の調整や出力デバイスの切り替えが行えるようになったほか、“Performance”セクションでゲームのフレームレート(FPS)やCPU利用率、メモリ利用量をグラフで簡単にチェックできるようになった。“Performance”セクションはポップアウトさせて、小さなウィジェットとして常時表示させることも可能。ウィジェットを表示しておけば、“ゲーム バー”を閉じてもリソースの利用状況を確認できる。
なお、既存の機能は“Game capturing”セクションにまとめられている。また、CPUとGPUのリソースを優先的に割り当ててゲームを快適にプレイできるようにする“ゲーム モード”も引き続き利用可能で、[Dedicate resources]オプションを有効化するとバックグラウンドタスクを抑制して、ゲームのパフォーマンスを向上させることができる。
そのほかにも、Build 17692ではパーソナルアシスタント“Cortana”の検索機能が改善。キーワードに合致するサービスにWindowsアプリがあれば、結果パネルにそのリンクが表示されるようになっているという。Build 17666ではアプリのタスクを結果パネルから直接実行できるようになっているが、そうした検索機能の改善の一環であるという。