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Apple、「macOS High Sierra 10.13.6」を公開 ～“AirPlay 2”に対応
Intel Core CPUがサイドチャネル攻撃を受ける脆弱性への対策も
2018年7月10日 13:33
米Appleは7月9日（現地時間）、「macOS High Sierra 10.13.6」を公開した。本バージョンは安定性やパフォーマンス、セキュリティの向上を図ったメンテナンスアップデート。すべてのユーザーに対してアップグレードが推奨されている。
「macOS High Sierra 10.13.6」では、「iTunes」を利用した“AirPlay 2”対応スピーカーの遠隔操作に対応。複数のスピーカーを同期させて、同時に音楽を再生することができる。また、「写真」アプリで一部カメラのAVCHDメディアが認識されない問題や、「メール」アプリで“Gmail”アカウントから他のアカウントへメッセージを移動できないことがある問題などが修正されている。
なお、本バージョンでは脆弱性の修正も行われているので注意。今回は「macOS Sierra」や「OS X El Capitan」で修正されたものも含め、CVE番号ベースで11件の修正が公表されている。先日発表されたIntel Coreプロセッサーでサイドチャネル攻撃が可能となる脆弱性への対策などが含まれており、できるだけ早いアップデートが必要だ。また、同日リリースされた「Safari 11.1.2」でもCVE番号ベースで16件の脆弱性が修正されている。