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「Thunderbird」「SeaMonkey」アドオンのための新しいライブラリサイトが開設へ

新しいサイトへの移行は7月12日から実施、開発者アカウントも含め自動で行われる

公式ブログ“Mozilla Add-ons Blog”

 Mozillaは7月10日(米国時間、以下同)、「Thunderbird」と「SeaMonkey」向けアドオンのための新しいライブラリサイト“addons.thunderbird.net”を運営・管理する方針を発表した。7月中に公開されるという。

 「Firefox 57(Firefox Quantum)」ではレガシーアドオンの切り捨てと“WebExtensions”への移行が実施されたが、「Thunderbird」と「SeaMonkey」では当面の間レガシーアドオンがサポートされる予定だ。そこで、「Firefox」には対応しない「Thunderbird」「SeaMonkey」専用のアドオンは新しいライブラリサイトへ移されることになった。

 新しいサイトへの移行は、7月12日から実施される。これらの作業は自動で行われ、古いURLへのアクセスは新しいURLへリダイレクトされるようになる。また、開発者アカウントの移行も同時に行われる。新しいサイトでは従来のアカウントでログインし、これまで通りアドオンの管理が行えるようになる見込みだ。

 なお、「Firefox」や「Firefox for Android」をサポートする「Thunderbird」「SeaMonkey」対応アドオンは、これまで通り“AMO(addons.mozilla.org)”に掲載されるという。