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圧縮・解凍ソフト「Explzh」がアップデート ~脆弱性への対策を実施
ZIP書庫などを展開する際にディレクトリへファイル作成されてしまう
2018年7月13日 09:00
エクスプローラー風のファイル圧縮・解凍ソフト「Explzh」の最新版v7.59が、7月12日に公開された。本バージョンでは、ZIP書庫などを展開する際にディレクトリへファイル作成されてしまう脆弱性(JVN#55813866)への対策が施されている。
開発者によると、「Explzh」v7.58以前のバージョンには、“¥¥aaa¥bbb¥c.txt”といったパスが格納された書庫ファイルを扱う際に、作業ドライブのルートを起点とした絶対パス(“x:¥aaa¥bbb¥c.txt”など)としてファイルを展開してしまう不具合があるという。v7.59では、こうしたパスが含まれたZIP書庫を展開する際、警告ダイアログを表示するように改修されている。
そのほかにも、書庫に含まれるファイルの名前にWindowsで利用できない文字(:*?"<>|)が存在する場合、“_”へ置き換えて展開されるようになった。また、ショートカットキーが重複していた問題が修正されている。
「Explzh」は64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/10に対応しており、個人での非商用に限り無償で利用可能。現在、軽微な修正を施した最新版v7.60が作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Explzh」
- 【著作権者】
- pon software
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人での非商用利用のみ、寄付歓迎。商用、法人利用は1,080円(税込み))
- 【バージョン】
- 7.60(18/07/12)