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「アバスト」の次期バージョンはWindows XP/Vistaをサポートせず

ウイルス定義のアップデート配信は継続

同社の公式フォーラムにおけるアナウンス

 チェコのAVAST Softwareは7月20日(現地時間)、次期バージョンの「アバスト」ではWindows XP/Vistaをサポートしない方針を明らかにした。来年1月にリリースされる予定のv19.1を利用するには、OSをWindows 7以降にアップデートする必要がある。

 なお、Windows XP/Vista環境に対するウイルス定義のアップデート配信は継続されるとのこと。つまり、現行版のv18.xをそのまま利用すれば、引き続きシステムを保護することは可能だ。

 しかし、今後新しい保護機能が追加されることはなくなるため、既存の仕組みで対応できるマルウェアならばまだしも、まったく新しいタイプのマルウェアに対しては対応できなくなる恐れもある。できるだけ早いOSのアップデートを心掛けたい。