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無料のオフィス統合環境「LibreOffice」v6.0.6が公開 ~55件の不具合を修正

次期バージョンの「LibreOffice 6.1」も近々正式リリースされる見込み

“The Document Foundation”によるアナウンス

 The Document Foundationは8月2日(中央ヨーロッパ時間)、オープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」v6.0.6を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 「LibreOffice」には新機能を積極的に盛り込んだ“最新版”(LibreOffice 6.0)と、企業などでの長期利用を考慮した“安定版”(LibreOffice 5.4)の2種類が用意されているが、今回リリースされたv6.0.6は“最新版”のメンテナンスアップデートとなる。修正内容は、不具合への対策や安定性の向上がメイン。アプリケーションのクラッシュを招く恐れがある問題など、55件の修正が公表されている。

 なお、“安定版”である「LibreOffice 5.4」は6月11日ですでにサポート期間が終了している。「LibreOffice 6.0」はすでに企業利用にも耐えうる安定性を獲得しているとされているので、まだ移行を済ませていない場合は「LibreOffice 6.0」へのアップグレードを急ぐべきだろう。ただし、Windows版「LibreOffice 6.0」ではWindows Vistaのサポートが打ち切られてる点に注意したい。

 なお、「LibreOffice 6.0」は11月26日までサポートされる予定。次期バージョンの「LibreOffice 6.1」は現在テスト中の段階で、近々正式リリースされる見込み。

ソフトウェア情報

「LibreOffice(最新版)」Windows版
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10およびWindows Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
6.0.6(18/08/02)