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「April 2018 Update」で縦書きの約物が横書き表示される不具合、一部が修正される
6月27日公開の更新プログラム「KB4284848」で括弧記号が正しく表示されるように
2018年8月20日 06:00
「Windows 10 April 2018 Update (バージョン 1803) 」環境で縦書きの(―)やリーダー(…)といった一部記号が横書きで表示されてしまう問題が、一部修正されたようだ。米Microsoftが8月10日(日本時間)、公式コミュニティサイトで明らかにした。
Microsoftによると、6月27日にリリースされた更新プログラム「KB4284848」で本問題への対応が実施されているとのこと。ただし、修正されたのは“()”“{}”“[]”といった括弧記号に限られる(8月15日の追記より)。完全な修正にはまだしばらく時間がかかりそうだ。
そのほかにも、8月9日には「April 2018 Update」をインストールすると起動時に「キーボード レイアウトの選択」またはごみ箱のみの画面が表示されることがある問題が解決済みとマークされている。この問題は「Avast」との非互換性が原因。他のウイルス対策ソフトでも発生する可能性があるが、ベンダーによる対応が進んだ結果、問題は収束しているという。