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「Windows 10 RS5」のバージョンは“1809”に ~Build 17741が“Fast”リングで公開

クリップボード履歴機能で扱える画像サイズが4MBまでに、高DPI環境のスクショにも対応

PC版「Windows 10 Insider Preview」Build 17741(RS5)

 米Microsoftは8月17日(現地時間、以下同)、PC版「Windows 10 Insider Preview」Build 17741(RS5)を“Windows Insider Program”の“Fast”リング参加ユーザーに対して公開した。本ビルドでは、“winver”コマンドなどで確認できるOSのバージョンが“1803”から“1809”へと変更された。「Windows 10 RS5」の正式なバージョンナンバーは“1809”となるようだ。

 そのほかの変更点は、「Your Phone(日本名:同期電話)」アプリ(「Windows 10 19H1」でも利用可能)のショートカットファイルがデスクトップに追加されたことを除けば、細かい機能の改善や不具合の修正が中心だ。

Androidスマホに保存されている写真をデスクトップで手軽に扱える「同期電話」アプリ。デスクトップにあるショートカットファイルや[スタート]画面から利用できる

 たとえば、クリップボードの履歴とクラウド同期機能([Windows]+[V]キー)では、画像サイズの制限が1MBから4MBへと緩和された。高DPI環境のデスクトップスクリーンショットを扱いたいといったニーズに応えた格好だ。また、“OneDrive”と同期しているローカルフォルダーを削除すると“GSoD(いわゆるブルースクリーンエラー、プレビュービルドでは緑色の画面になる)”が発生する問題が修正されている。