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「Windows 10 19H1」でも「同期電話」アプリが利用可能に ~Build 18214が公開
「Windows 10 RS5」Build 17730で導入されたHTTP/2関連の改善も取り入れられる
2018年8月16日 08:05
米Microsoftは8月10日(現地時間)、PC版「Windows 10 Insider Preview」のBuild 18214(19H1)を“Windows Insider Program”の参加ユーザーに対して公開した。コンテンツの受け取り設定で“Skip Ahead”を選択しているユーザー向けのリリースとなる。
「Windows 10 19H1」は、今秋リリースされる予定の「Windows 10 RS5」に続くバージョン。「Windows 10」は毎月配信される不具合修正が中心の“品質更新プログラム”に加え、年2回(春・秋)のペースで新機能を含む“機能アップデート”が提供されている。大きな問題がなければ、「Windows 10 19H1」は2019年春に正式公開される見込みだ。
今回リリースされた「Windows 10 19H1」Build 18214では、ドラッグ&ドロップで写真をAndroidスマートフォンからPCへワイヤレス転送できる「Your Phone」(日本語環境では「同期電話」)アプリが利用できるようになった。このアプリは「Windows 10 RS5」Build 17730でも提供されている。
また、同じく「Windows 10 RS5」Build 17730で導入されたHTTP/2関連の改善も取り入れられているとのこと。HTTP/2の“Connection Coalescing”がサポートされたほか、新しい輻輳制御アルゴリズム「CUBIC」が採用されており、ネットワークパフォーマンスの向上が期待できる。また、HTTP/2接続で利用される暗号スイートの優先順位を保証することで、「Microsoft Edge」のセキュリティ強化を図っているという。