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「Firefox」のレガシーアドオン、“addons.mozilla.org”での公開も終了へ
「Firefox 52 ESR」のサポート終了で、新規登録が停止。最終的にはすべて無効化
2018年8月22日 13:35
レガシーアドオンをサポートする最後の「Firefox」である「Firefox 52 ESR」が、9月5日にサポート終了を迎える。これに伴い、アドオンのライブラリサイト“addons.mozilla.org(AMO)”でもレガシーアドオンが無効化される。Mozillaは8月21日(米国時間)、その具体的なスケジュールを公式ブログ“Mozilla Add-ons Blog”で発表した。
それによると、まず9月6日からレガシーアドオンを“AMO”へ提出することができなくなる。それ以降も当面の間“AMO”からレガシーアドオンを入手することは可能だが、それも10月初めまでだ。最終的にはすべてのレガシーアドオンが無効化され、“AMO”に掲載されなくなる。
なお、レガシーアドオンが無効化されたあとも登録情報は残されるため、開発者はアドオンを“WebExtensions API”へ移植・更新することが可能。WebExtensionsベースの後継バージョンが“AMO”に提出されると、再びアドオンライブラリにリストアップされるようになるという。レガシーアドオンを利用しているユーザーにも、アップデートの通知が送られる。