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Apple、「macOS Mojave」で8件の脆弱性を修正 ~一方でゼロデイ脆弱性の指摘も

今年7月に公表されたBluetooth実装の脆弱性にも対策

「macOS Mojave 10.14」

 米国時間9月24日にリリースされた「macOS Mojave 10.14」では、脆弱性の修正も行われている。

 米Appleが公表したセキュリティ情報によると、「macOS Mojave 10.14」で修正された脆弱性はCVE番号ベースで8件。任意のコード実行、情報漏洩、アクセス制限の回避につながる恐れのある欠陥が修正された。今年7月に公表されたBluetooth実装の脆弱性(CVE-2018-5383)にも対策が施されているという。

 一方で、「macOS」にはゼロデイ脆弱性の存在も指摘されている。アメリカのセキュリティ研究者Patrick Wardle氏によると、「macOS」のプライバシー保護機能はバイパス(迂回)が可能。特権のないアプリからも機密データにアクセスできるとして、ダークモードの「macOS Mojave」でそれを実演した動画を公開している。脆弱性の詳細は、11月にハワイ州マウイ島で開催される予定の“Mac Security Conference”で明らかにされるとのこと。